サッカー専用スタジアムの凄さを実感

 日本時間の今日早朝行われたサッカーのリーガ・エスパニョーラ
31節で、ホームのラーヨ・バジェカノが勝ち点76でトップを独走し
ているバルセロナ相手に2-1で勝って勝ち点を43として順位を9位
に上げた。

 ところで今日の試合を見ていて実感したのがバジェカノのホーム
であるエスタディオ・デ・バジェカスの雰囲気で、トラックのない
専用スタジアムだったという事からピッチとスタンドの距離がない
に等しく異様なムードを醸し出していた。

 さすがのバルセロナも雰囲気に気圧されたのか、ボールを支配し
ながら得点できずバジェカノから19分&53分と立て続けに失点し38
分にレバンドフスキ―がようやく決めて1点返したのみの展開だった。

 どうしても日本は新たなスタジアムを造るとなると国体の事を考
えてトラック付きスタジアムを造る傾向が強かったのだが、最近で
はG大阪のホームがサッカー専用の吹田スタジアムができるなどト
ラックのない専用スタジアムが作られるようになり今ではJ3の北
九州のホーム・ミクニスタジアムもトラックのないサッカー専用
になっている。

 専用スタジアムとトラック付きスタジアムの差を痛感したのが
02の日韓W杯のベスト16で昼間にトルコから敗れた日本のは試合
はトラック付きの宮城スタジアムで、ゴール裏のサポーターの声
援が妙に遠く感じてホームで行っているという雰囲気がないまま
試合が進んでしまった。

 一方その夜にイタリアに逆転勝ちした韓国戦が行われた大田ワ
ールドカップスタジアムはトラックのない専用スタジアムで、イ
タリアがコーナーキックを蹴ろうとすると物が飛んでくるような
異様な雰囲気の中で行われていたのだ。

 だからか06年W杯予選以降、日本代表の重要な試合はW杯決勝
が行われた横浜国際競技場ではなくトラックのない埼玉スタジア
ム2002が使われているのもそういう事かもしれないと今朝のラー
ヨ・バジェカノの試合を見ているとそう実感したのだった。

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