岡田ジャパン勝ちきれずか?負けなくてよかったか?

 サッカーW杯2010年南アフリカ大会最終予選の2試合目が、さいたま
スタジアムで行われ岡田ジャパンはウズベキスタン相手に1-1で引き
分けた。
 28分にカウンターから警戒していたシャツキフに決められ先制されるが、
40分に中村からのクロスを大久保が折り返し玉田が決めて同点。
 後半に入ると何度も決定的なチャンスがあったが、岡崎のヘディング
シュートが中澤に当たる不運もあり得点できず。
 最後は闘莉王を前線に上げてパワープレーに持ち込むが、得点を奪え
なかった。

  ホームでの引き分けは正直残念ではある。

 しかし先制されていたのを追い付いての引き分けだから、負けるよりは
いいとも思う。

  ウズベキスタンとは、これまで戦って4勝1分。
 最後に戦ったのが00年のアジア杯でトルシエジャパンが大勝していた
ので‘与しやすし’と思われるかもしれないが、 97年のW杯最終予選では
タシケントで終了間際に追い付いての引き分けだったから油断はできない。  巷ではホームでの試合という事もあって‘ウズベキスタンは既に2敗して
いるので勝って当たり前’という意識が強かったようだ。
 ウズベキスタンはカタールとオーストラリア相手に連敗しているが、今日
負けると敗退がほぼ決まりとなるので必死になるのは間違いない。
 一方で日本はアウェーで3-2で勝ち、勝ち点3を挙げている。

 つまり勝ち点3が絶対条件だったのはウズベキスタンなのだ。

 今回のレギュレーションも2位までが自動的に出場権獲得となるので、
後藤健生氏ではないが‘ホームで全部勝ち、アウェーで負けなければ
2位以内は大丈夫’と思っていた。
 そして初戦で追い上げられたとはいえ3-2で勝ち、勝ち点3を挙げている
ので今日の試合は勝つに越した事はないが負けたらまずい試合という
位置づけで無理をしてでも勝ちに行くか?最悪引き分けでも仕方ないのか?
という状況でどちらを選ぶのかだった。

 先制されたときは驚いたが、これを追い付いたのは評価したい。
 そして先制して追いつかれるより追いついての引き分けなら、まぁ
仕方ない。
 こういう展開で勝ち点3に拘って総攻撃に出て、カウンターから勝ち越さ
れるとムードは最悪になる。
 勝てれば最高だったが、引き分けでもホーム&アウェーでの2試合で
勝ち点4を確保した形だから帳尻が合った。

 こうしてみると全勝で予選突破は

 ありえないと思う。 

 オーストラリア対カタールはオーストラリアがカタールに4-0で勝って
いる。
これでカタールと勝ち点4で並んだものの得失点差で2位をキープして
いる。

 11月のドーハでのカタール戦で負けなければ大丈夫だとは

 思うのだが・・・・      

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 峰岸徹を偲ぶ 泊まれなくて... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。