ロッキーシリーズを初めて映画館で見て40年になるのだが

 今から40年前の7月12日にロッキー3を見たのだが、これが初め
て映画館で見たロッキーシリーズだった。

 ロッキーシリーズは日本では1が77年、2は79年に公開されたの
だが特に2など地方ゆえの公開時期の遅れや部活の関係などで見
る事ができず3の時から福岡市内で働き始めたので公開2週目に見
に行く事ができたし初めて修行中に行った映画でもある。

 ストーリーについてはお馴染みで敢えて記さないが個人的に全
6作の中で最も多くの要素が入っており、あまりの面白さに帰り
に書店で原作を購入したほどである。

 さて個人的に3を見た後に思ったのが3はリアルの世界でのモハ
メド・アリをモデルにしているのではないか?と思った次第。

 そもそもロッキーのモデルは74年10月にジョージ・フォアマン
をKOし世界ヘビー級王者に返り咲いたモハメド・アリの初防衛戦
の相手チャック・ウエプナーだったと言われており、実際に王者
アポロ・クリードのスタイルはスピードを生かしたタイプでモハ
メド・アリ的な感じだ。

 実際のウエプナーは世界王者になれずに終わっているが、ロッ
キーの場合は2で劇的なWノックダウンで先に立ち上がり世界王
者になっているのだが3で以後10度の防衛に成功する事になる。

 リアルな世界でアリはフォアマンからタイトルを奪取した後ウ
エプナー戦を皮切りにジョー・フレイジャーやケン・ノートン相
手に10度の防衛に成功するのだが、11度目の防衛戦でアウトロー
的キャラのレオン・スピンクスに判定負けしタイトルを失うが再
戦で判定勝ちし返り咲く。

 3でロッキーは11度目の防衛戦で同じくアウトロー系のクラバー
・ラングにKO負けしタイトルを失うが
長年付き添っていたトレー
ナーであるミッキーの死と、かつての宿敵アポロ・クリードが新
たなトレーナーとなりアポロが穿いていたトランクスを着用しタ
イトルを奪い返すという要素まで付けたわけだ。

 さらにクラバー戦の前にハルク・ホーガン演じるプロレスラー:
サンダー・リップスと異種格闘技戦をやるのだが、これモハメド
・アリがアントニオ猪木と異種格闘技戦をやった事と被るではない
か!

 リアルな世界ではとりあえず3度目の世界王者となったアリは、
そのまま引退するのでロッキーも3で終わりかと思っていたら…

 何と3年後に米ソ戦という要素を入れて4が制作されるとは、当
時まったく予想してなかったのである。

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