井上尚弥ついにバンタム級4団体統一


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20221213-0260

 有明アリーナで今夜行われた世界バンタム級4団体統一戦でWBA
&WBC&IBF王者の井上尚弥が、WBO王者ポール・バトラーを11R
TKO勝ちし遂に4団体統一を果たした。

 1R目から攻勢に出る井上に対しバトラーはガードを固めて打ち終
わりに反撃に出る戦法で対抗するのだが、井上は攻勢の手を緩めず
ラウンドが進む。

 こういう展開になると井上もKOを狙うあまりラフなパンチが増え
てカウンターを貰いやすくなるのだが反撃するチャンスを与えず、
迎えた11R左ボディを効かせた後にコーナーに詰めて一方的に打ちま
くるとバトラーは崩れ落ちるようにダウンしレフェリーがストップ。

 18年5月にWBAバンタム級タイトルを獲得して以来、4年7ヶ月目
にして遂にバンタム級4団体を制覇したわけだ。

 個人的に井上尚弥を凄いと思ったのは14年12月にプロ入り8戦目で
WBO:Sフライ級王者オマール・ナルバエスを圧倒し、2RKOで4月に
Lフライ級王者になってから8カ月でフライ級を飛ばしてSフライ級の
2階級制覇を達成した頃から。

 6戦目で世界タイトルを取るだけでも凄いのに2階級上げてノン
タイトルもせずに、フライ&Sフライで10度づつ防衛に成功しダウ
ンすらした事がなかったナルバエスを2Rで倒しての2階級制覇は
日本のボクシングの常識からかけ離れていた。

 その後は拳のケガなどでブランクを作りながら7度の防衛に成功
し18年5月にはWBAバンタム級王者ジェイミー・マクドネルを1Rで
KOした時には驚きはなかったし、その後WBSSで優勝すると同時に
IBFタイトルも吸収すると今年6月にWBSS決勝で苦戦したノニト・
ドネアを2RKOし4団体統一に王手をかけていたのだ。

 この間コロナ禍の影響で20年4月に予定されていた当時のWBO王
者ジョンリル・カシメロ戦が中止になるなど、いろいろハプニング
はあったものの4年7ヶ月目に4団体統一に成功。

 これで井上はSバンタムに上げたいようだが減量が厳しくなって
いるのも事実で、実際今回11Rまで倒せなかったのもバンタムでは
厳しくなっているという事だから1日も早く4階級目に挑んで欲しい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ヒーローソン... しもやけと手... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。