このEpを最後に消えたもの

 今回のEp:詩織・ロストメモリーズは放送期間が短縮されたので製作された
もののTVでOAされなかった作品だが、ハードなネクサスワールドでありなが
ら詩織隊員が休暇で出かけているときに彼氏とデート云々の話が出る。

 孤門が‘この場合どう答えるべきですかね’と尋ねると隊長や凪ら上司は
気まずそうな顔をするコミカルなシーンが印象的だ。

 とはいえ見逃してはいけないのが、このEpを最後に姿を消したのが 2つ
ある。

 1つは憐の遊園地のバイト仲間・尾白で、もう1つはネクサスワールドの代
名詞ともいえるメタフィールドやダークフィールドだ。

 尾白は孤独な憐の仲間として登場しているが、Ep30では瑞生が戦った
監視者が落としたメモリーチップを届けたのが最後に印象に残るシーン
だった。

 ところがOAされなかった このEpの冒頭に登場しているのだ。 
 予定通り52話まで進んでいたら もう少し憐との絡みがあったのかもしれ
ないが、残念ながらEp32以降は遊園地のシーンすらないので登場させる
余裕はなかったのだろう。

 それとメタフィールドである。

 Ep3で初登場して以来ウルトラマンがビーストや闇の巨人と戦う主戦場に
なっていたし、憐偏でもコレを展開して戦っていた。

 とはいえ闇の巨人やアンノンウンハンドからダークフィールドに侵食されて
苦戦するケースが多々あった。 

 メタフィールドはウルトラマンの体を構成するのと同じ物質から成り立って
いるのでデュナミストの体に負担がかかるし、ダメージが深くなると使えなく
なるという代物。
 憐の場合も体にダメージが溜まり始めていたという事だろう。

 ちなみにダークフィールドも今回が最後になっているが、これは本来ウル
トラマンを窮地に陥らせるはずの空間でウルトラマンが地面から噴き出す
ダークフィールドのエネルギーを集め光エネルギーに変換して拳から撃ち
出すナックレイ・ジェネレードでバグバズングローラーを倒した。

 これをみるとダークフィールドが もはやウルトラマンにとって脅威になら
ないものだったという事だろうか。
 ダークフィールドはメタフィールドを侵食しなくても展開できるものなのだ
から。

 話全体の流れからは意味がないEpだが、このEpを最後に消えたものが
あるというのは意味深である。

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