ウルトラマンZの正体バレは2度

 先週OAされたウルトラマンZの23話のラストで地球防衛軍を除隊
したヘビクラ隊長は、対デマーガ・ゴメス・パゴス戦でウルトノイ
ドゼロがD4レイを発射した反動で失神したヨウコをZが救出した直
後に現れ目の前でジャグラスジャグラーに変身する。

 これまでジャグラーはハルキのウルトラゼットライザーをコピー
してダークゼットライザーを生み出し怪獣へと変身してZを攻撃す
る一方、度々敵の攻撃からハルキを助けたり極めつけはセレブロに
憑依されたカブラギ・シンヤのアジトを急襲しベリアルメダルの奪
回に協力するなど敵か味方か分からない行動を取っていた。

 それが今回ついにハルキに正体を明かす正体バレ回になったわけ
だから、いよいよクライマックスに進む雰囲気だ。

 基本的にヒーローもの特にウルトラでの正体バレはウルトラセブ
ン以降恒例になっており最も盛り上がるEPになるが、それは同時に
ヒーローとの別れを意味する事だから昭和の時代には最終回あたり
の定番になっていた。

 流れが変わったのがコスモスあたりからでネクサスになると変身
するデュナミストが防衛チームの隊員ではない事から、既に正体が
バレておりウルトラマン=デュナミストという前提で話が進む。

 とはいえ千樹憐編では防衛組織で一般人の記憶を消す部署メモリ
ーポリスの野々宮瑞生は監視対象だった憐の正体を知らなかったた
め、憐編の最終回での正体バレがしっかりあり盛り上がったのは言
うまでもない。

 そんな中でメビウスでは途中で正体バレがあり、ミライの正体が
バレているからのストーリーが展開されるという新たな流れを作っ
ていた。

 そういう意味でZの場合はハルキの正体をヘビクラ隊長以外は知
らないし、ヘビクラの正体はハルキすら知らないという設定になっ
ているので2つの正体バレが楽しめるわけだ。

 そして23話で遂にヘビクラが正体を現した一方で失神しているヨ
ウコは当然ながらモニターを見てなければユカやパコさん達もヘビ
クラの変身シーンは分からないだろうから、次回でモニターをユカ
やパコさんに防衛軍のメンバーが見てなければ単なる魔人体のジャ
グラーがウルトノイドゼロを乗っ取ったという事になるわけで来週
以降どうなるのか大いに興味がある。

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