空き巣の被害体験から30年

 今から30年前の私は福岡市内で修行中だったのだが今頃の時期に
住み込んでいる師匠の自宅が空き巣から入られ、住人全員が警察から
指紋を取られるという人生初の体験をしたのだった。

 福岡の店では修行中のスタッフは店から歩いて5分ほどの場所に
ある師匠の自宅の2階に住み込んでいたのだが30年前の今頃、営業
の合間に用事をするのに自宅に戻っていた師匠の奥さんから‘空き巣
から入られた'という電話がかかったのだ。

 時間にして16:00前だったのだが2階のスタッフ部屋も荒らされて
いた事から、我々も盗まれた物がないか1人づつ自宅に戻ったのだ。

 すると既に師匠と奥さんだけでなく警察の鑑識が部屋に入り指紋の
採集をしたり師匠達は事情徴収を受けており、私も自分達の部屋を見
てみるとタンスや引き出しなどが荒らされて服などがグチャグチャに
なっているではないか。

 とりあえず服などは放っといて金が無事かどうかを調べたところ
幸いにして無事だったが店に戻る前に取られた指紋のインクは洗っ
てもなかなか取れずに大変だったのを覚えている。

 被害は師匠達が定期の満期になった現金と同部屋の後輩が数万円
やられていた。

 同部屋の後輩の金が盗まれ私の方は無事だった理由の1つとして
後輩のスペースは整理整頓が行き届いていたのに対し、私のスペー
スは わりあい普段からグチャグチャしていたので空き巣も探すのが
面倒になったのだろうか。

 ちなみに営業終了後はタンスをはじめとした家具に付いた警察の
指紋採取用の粉を拭き取るのに練習を取り止めて戻り掃除をしたの
だが、なかなかコレが落ちづらく1時間以上かかったのだった。

 それにしても私のベッド周りのスペースは普段から散らかってい
たので師匠の奥さんあたりから度々 注意を受けていたのだが、空き
巣も盗む気がしなかったという事だろうから‘芸は身を助ける’と
当時悦に入っていたのだった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (英彦山)
2015-06-27 18:43:25
それは大変でしたね。空き巣は短時間に仕事?を終わらせるらしいので散らかってると目標が分からなくなりそうですね。

我が家も田川の時に空き巣に入られましたね。貧乏長屋へも空き巣は入るんですね~。 数万円と時計とか盗まれました。

警察が来て指紋もとられましたよ。
 
 
 
やはりそうですか (こーじ)
2015-06-27 23:22:02
>英彦山様
 やはり散らかっている中を探すのは面倒なのですね。

 空き巣は所構わずのようですから、要注意ですね。

 指紋を取られた後の後始末が大変だったでしょう。
 
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