日本男子バスケ、パリ五輪出場権獲得

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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-230902-202309020001492

　8月25日からフィリピン・インドネシア・沖縄で開幕したバス
ケットボールW杯は今夜順位決定戦最終戦が行われ、日本は一昨
日のベネズエラ人に続いてカーボベルデに勝ってアジア1位を決
め来年のパリ五輪の出場権を獲得した。

　20東京五輪で日本女子を銀メダルに導いたトム・ホーバスHCが
率いてNBAプレーヤー渡辺雄太も招集されていた事もあり大会前
から話題になっていた日本代表は、最大の目標がアジア勢1位に与
えられる24パリ五輪出場権獲得が最大の目標。

　グループステージでグループEに入った日本は初戦でドイツに63
－81で敗れたものの2試合目にフィンランドを98ー88と歴史的勝利
を挙げ、3試合目のオーストラリア戦は89－109と敗れて1勝2敗で
グループステージを終了し順位決定戦に臨んでいた。

　サッカーやラグビーのW杯ではグループステージで敗退が決まる
と、そのまま試合はないのだがバスケは順位決定戦で2試合できる
のだから1勝の価値が重いという事だろう。

　日本のライバルであるアジア勢は日本以外では中国・フィリピン
・イラン・ヨルダン・レバノンだが、グループステージでアジア勢
の勝利は日本以外は全敗となっており順位決定戦を迎えるに至って
日本に1勝のアドバンテージがあった。

　その順位決定戦の初戦をベネズエラ相手に86－77で逆転勝ちする
と、カーボベルデに80ー71で勝ち自力でアジア1位となってパリ五
輪出場権を獲得したのだ。

　とはいえ一昨年の東京五輪ではスペイン・スロベニア・アルゼン
チン相手に3連敗するなど、アジア1位になったとはいえ世界の壁は
厚いのでパリでは歴史的1勝が目標になる。