2022 夏の甲子園・第1日

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220806-0154

　今日から開幕する夏の甲子園、初日の注目カードは開幕戦の日
大三島ー国学院栃木戦。

　東海地区で秋&春を制した静岡県勢で秋の東海王者の日大三島
と栃木の絶対王者・作新学院にサヨナラ勝ちして出場する国学院
栃木の対戦だが、4番ピッチャーでチームの中心・松永を盛り立て
て行く三島に対し栃木の絶対王者・作新学院にサヨナラHRで勝っ
た国学院栃木が粘れるか？

　第2試合は強打と継投で勝って来た明豊に、ほぼ全試合1人で投
げてきた亀井がどこまで立ち向かえるかで4・5点勝負になるか。

　第3試合は昨夏ベスト4の京都国際のエース森下を強打の一関学
院打線が打ち崩せるか？だが、3点が勝敗の分岐点になりそうだ。

　第1試合：日大三島 3－10 国学院栃木

　2回に三島は3ベースで出塁した4番を5番の犠牲フライで返して
先制すると、4回にも4番・6番・7番の長打攻勢で2点を追加し3－
0とリード。

　ところがその裏に栃木は1アウトから5番&6番の連打で1・3塁か
ら7番の遊ゴロエラーで1点返すと、8番のタイムリーで1・3塁とし
スクイズ空振りの送球が3塁ランナーに当たり3－3と追い付く。

　5回表に三島が9番のヒットから2つの内野安打でノーアウト満塁と
するが後続を断たれ勝ち越せなかった裏に、栃木は1アウト1塁から
4番の2ベースで勝ち越すと9番以下の3連打と四球を絡め4番の犠牲
フライと1ゴロに6番の2ベースで一挙に4点を追加し突き放す。

　8回にもエラーで出塁した4番を5番&6番の長短打で2点追加し、終
わってみれば10ー3と意外な大差がついた。

　4回まで一方的な三島ペースだったがその裏に3－3と追い付かれる
も、直後に内野安打2本も絡めてノーアウト満塁からクリーンアップ
で勝ち越せなかったのが響いた形だ。

　第2試合：明豊 7－3 樹徳

　1回に明豊は1番が歩き2番のヒットで1塁ランナーが3塁でアウトに
なるも3番の2ゴロエラーで先制すると、4番がヒットでつなぎ5番の
2ベースと6番の3ゴロで3－0とリード。

　その裏に樹徳も連打でノーアウト1・2塁とするも3ゴロ併殺でチャ
ンスを逃すも5回に5番の3ゴロ内野安打&エラーでノーアウト2塁から
6番のヒットでノーアウト1・3塁とし、7番の2ゴロと8番の3ベースに
1番の遊ゴロ内野安打で追い付く。

　直後の6回に明豊は6番&8番の短長打で勝ち越すと8回には5番の2
ベースを足場に死球などでノーアウト2・3塁から8番の遊ゴロと9番
&1番の短長打で3点追加すると、6回2アウトから登板した3番手の森
山が樹徳打線を1安打に抑える好投で7－3で逃げ切った。

　5回表にエラー絡みで1アウト満塁のチャンスで得点できなかった
明豊が、その裏に追い付かれ6回に勝ち越すも1アウト3塁で追加点
を取れなかった裏に2ベースとヒットで1アウト1・3塁を3塁手の好
守と森山の好投で追い付かれなかったのが勝敗のアヤだった。

　第3試合：京都国際 5⑪6 一関学院

　1回に京都が1アウト後ヒットで出た2番がエンドランで走り3番の
ヒットをライトが弾く間にランナーが返って先制すると、その裏に
一関は1アウトから3連打で追い付くと2アウト後6番の3ベースで2点
勝ち越し。

　3回にも一関は四球で出塁した2番をバントで送り4番のタイムリー
で4点目を挙げ森下は降板し、6回にも1アウト後5番以下の3連打で5
点目が入り優位に試合を進める。

　2回以降京都もランナーを出すが得点できずに迎えた8回に1番&2番
の短長打から3番の犠牲フライと5番のタイムリーで2点差に追い上げ、
9回に連続四球とバントで2・3塁から1番の2点タイムリーで遂に追い
付く。

　10回に京都が2安打と四球で1アウト満塁から投ゴロ併殺で、一関
も2安打にバントを絡め1アウト1・3塁を潰して迎えた11回に一関は
ヒットで出塁した6番を送り8番のタイムリーでサヨナラ勝ち。

　京都は森下が3回で降板するなど予想外の展開を8回&9回の2イニ
ングで追い付き、粘りを見せたが9回の追い付いた直後や10回の1ア
ウト満塁での投ゴロ併殺で勝ち越せなかったのが痛かった。