亀田騒動・ひとまず終結

　今日9:00から亀田興毅が、出席し一連の謝罪会見が
行われた。
　ご存じのようにヤ○ザオヤジが、謝罪会見を拒否した
ので代わりに長男の興毅が出席して行われたのだ。
　今月17日にヤ○ザオヤジと大毅が出席してJBCでの謝罪
会見を行ったが大毅はすぐに退席し、ヤ○ザオヤジも10分
ほどで会見を打ち切った。
　その会見が、とてもじゃないが謝罪会見とは言えない
内容で金平会長が再度の謝罪会見を促したがヤ○ザオヤジ
は拒否しトレーナーを廃業する事になった。
　そして興毅は試合中の反則指示行為も認めて謝罪をした
ので、とりあえず10月11日から続いた騒動もひとまず終結
した事になる。
　
　まず今回の騒動を総括すると、協栄ジムに所属している
にも拘わらず’亀田道場’なる自宅でのみ練習していた事に
代表されるように、ボクシング界の法整備の抜け穴を上手く
ついた一家の所行が改めて露わになった事だ。
　亀田一家を早くから取材していたTV局、このTV局のバック
アップでグリーン・ツダジムから協栄ジムに移籍の橋渡しを
してもらい傍若無人に振る舞ったヤ○ザオヤジ、そしてその
人気のおこぼれを頂戴していた協栄ジム＆JBCという図式が
見えてくる。
　
　今日の質問で「パフォーマンスは誰が決めた？」という
アホな質問が飛んでいたが、「それはオマエらだろうが！」
と言いたくなった。
　亀田一家の醜悪なパフォーマンスを批判するどころか煽った
のが、他ならぬ興毅をつるし上げていたマスコミだ。
　最初に少しでも苦言を呈していたら、ここまでエスカレート
する事はなかったはず。自分達の愚行は棚に上げてよく言うと
彼らの面の皮の厚さには感心する。
　
　今回の件で最も男を下げたのは、「息子達はワシが守る」と
大見得を切りながら、都合が悪くなると息子を非難の矢面に立
たせて姿を現さないヤ○ザオヤジだろう。
　こんな事をやっていたら、ボクシング界はおろか一般社会に
社会復帰する事もできないだろう。
　そのうち息子達の稼ぎに、しがみついて回るのだろうか？
　私も3人の子供の父親なので、こんな見苦しい父親にならない
よう他山の石としたい。
　
　他山の石といえば、JBCなどをいくらか評価するとしたら例の
試合から4日後の15日にJBCからの処分を迅速に出した事か？
　ただしこれは’亀田騒動前にマスコミから取り上げられ袋だた
きにされていた相撲協会の醜態を見ての事ではないか？’と思う。
　相撲協会が、朝青龍問題や時津風問題で対応が後手に回り世間
一般の批難を浴びていたのをボクシング関係者も知っているだろう。
　だからこそ11日の試合終了後には、’試合中に2度減点され3ポイ
ントを失っているから’という理由で’あくまで所属ジムの問題’
で終わらせようとした。
　しかし世論の厳罰を求める声に抗しきれず、4日後の15日にJBC
独自の処分を発表したのだ。
　そして大毅の試合後にロシアへ出張に行った金平会長も、予定を
早めに切り上げて帰国してヤ○ザオヤジ達の謝罪経験を開いたの
だった。
　これも時津風騒動が、引き起こした影響かもしれない。
　
　とりあえず今日で亀田問題もひとまず決着したので、これからは
ボクシング界の正統なネタでの記事で盛り上がって欲しいものだ。