最近の小学校のプール授業は短い

　最近地元の小学校のプール授業が我々の頃から比べて遅く始まる
だけでなく、1学期で終わってしまうのを10年過ぎあたりから実感
するようになった。

　今年なども6月の最終週頃から始まり終業式前の7月19日あたり
までに終わるのだからプール授業があるのは1カ月足らずだから、
妙に短く感じるし何だかもったいない感が拭えない。

　ちなみに我々が6年の頃は6月5日にプール掃除を行って6日から
プール授業が始まると夏休みを挟んで9月半ばまで行われており、
都合2カ月近く行われていたし夏休み中も子ども会単位で学校の
プールを利用していたのだから約3カ月ほど泳げていた事になる。

　当時は新学期が始まった頃から学校のプールに釣って来た魚を
度々放って釣り堀状態にして、プール掃除の前日に6年生が魚釣り
大会を行ってからプール掃除をして翌日からプール授業が始まって
いた。

　私が6年の時は本来6月3日の予定が、この日に佐藤栄作元首相が
亡くなった事から魚釣り大会が1日延期になっていたので佐藤栄作
の命日が分かれば魚釣り大会やプール掃除の日が分かるのだ。

　まぁ今は地元のスイミングスクールに通う子ども達が多いし、
2学期になると藻が繁殖したりして消毒薬を撒いたりしていたか
ら目に沁みて大変だったのを考えると夏休みを挟んでの授業は
ないだろう。

　さらに今は運動会が6月の第1日曜日に行うためスケジュール
も立て込んでプール掃除が遅れるという事情も理解できるが、
子ども達はプール授業好きだから少しばかりもったいないとは
感じるものである。