‘神谷明’と‘神谷浩史’

　先日長男と話していた時に‘FBで神谷さんと友達になっている’
と言うと‘神谷浩史さん？’と尋ねられたので‘神谷明さんじゃ、キ
ン肉マンやケンシロウの声やろうが！’と答えると妙に納得したよ
うな、してないような感じだった。

　ガンダム好きの長男にとって‘神谷さん’といえばガンダム声優
の神谷浩史になる一方、我々の世代ではバビル二世の頃から神谷
明というイメージになっているのだがキン肉マンや北斗の拳は息
子達も見ているので‘神谷明’は知っていると思ったのだがピンと
来るのは神谷浩史なのだろう。

　こういうのをジェネレーションギャップというのだと痛感する。

　以前も記した事があるが7年程前に太陽にほえろのOPのイント
ロを口ずさんでいたら‘名探偵コナンのテーマ’と言われて驚いた
ものの、作曲が同じ大野克夫氏だったのでメロディも似て来るわ
けだし同じ曲を聴いて違うタイトルが出て来るのもジェネレーショ
ンギャップだなと実感したものだった。

　ちなみに‘コナン’といえば我々の世代は未来少年コナンやアーノ
ルド・シュワルツェネッガー主演のコナン・ザ・グレートという
イメージだったが、息子達の世代は間違いなく名探偵コナンにな
るのだろうと思ったもの。

　また10年程前にウルトラ好きのメンバーでカラオケに行った時
に20前の子が‘鳥の詩’を歌うと言ったので杉田かおるのをよく知っ
ているなと思ったら、Liaの鳥の詩だったわけで同世代のメンバー
達と苦笑したものだった。

　昭和の末期から平成の初めにクイズ年の差なんてという番組が
あったのだが、当時はヤングチームでよかったのが今では完全な
アダルトチームに属するわけだからこういったジェネレーション
ギャップは存在するわけだ。

　こうしてみると‘昭和も遠くになりにけり’という心境になるの
かもしれない。