ミラーマン46話:死都に愛の鐘が鳴る

 ミラーマン後半を代表する名作のEP。

 地球に愛着を持つインベーダーといえば42話のインベザウルス編に登場した
少年が印象深いが、今回は地球移住への憧れだけでなく地球人とも仲良くなり
たいと考えている少女・リサが登場しミラーマンである京太郎に告白する。


 思えばミラーマンである京太郎は二次元人にも拘らず地求人の1人として生活
しているのを見て自分もそうなりたいとリサは考えていたのだが、地球侵略を
狙うインベーダーにとっては異端的な考えで裏切り者という形で姉から 付け狙
われる。


 偶然京太郎から助けられたリサはSGMに保護された翌日、教会で自分の
正体を明かし地求人になりたいという京太郎に希望を告げる。


 それを受けて京太郎はリサを信じようとするもののインベーダーの罠だと藤本
は疑ってかかるのだが、友情を深めている最中に姉から襲撃されインベーダ
ーの体の細胞を徐々に死滅させていく光線を足に受けてしまう。


 さすがの御手洗博士も肉体構造が違うインベーダーを治療するのは難しく
リサは死を待つしかないため、せめて幸せな思い出を作ってやりたいと考えて
リサが見たがっていた海を見に連れて行く。


 やがて京浜工業地帯から2度目の怪電波が発信され、それを聞いたリサは
インベーダーの宇宙船と秘密基地の交信で あと1時間で東京に弾道ミサイル
が発射される事を察知するもののジャンボフェニックスで捜索中の藤本は信用
しようとしない。


 リサの言う事をあくまで信じる京太郎は工業地帯の現場を捜索に行きイン
ベーダーから襲撃されて光の射さない倉庫に捕えられただけでなく変身でき
ない。


 京太郎を捕らえたという交信を聞いたリサは倉庫の壁をすり抜ける能力を
使って京太郎の下にやって来たが、そのために足の傷が致命的に悪化して
しまい遂に力尽きて首に下げていたロザリオを残して消滅してしまった。


 リサは自らの命をかけてインベーダーの仲間ではないと告げに来たのを
知った京太郎はロザリオを使って変身。


 リサの姉は怪獣化してミサイル発射を阻止しようとするミラーマンを妨害する
がミラーナイフで怯ませてミサイルを破壊しシルバークロスで倒したのだった。


 事件を解決した京太郎をはじめとしたSGMのメンバーはリサの葬式を彼女が
通っていた教会で挙げるのだった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 試合カンの鈍... 明日は息子達... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (怪人太郎冠者@1553)
2012-11-04 17:28:31
話がややこしくなるかもしれませんが、リサをめぐって、京太郎と藤本の対立、さらには朝子の嫉妬がSGMを分裂させて、それが最終回まで尾を引く展開でもよかったような気もしないでもありません。

インベーダー警報が鳴って調査に向かう、京太郎の覆面車が橋を渡るシーンは、鶴見線の安善駅近くで撮影したもので、あそこへはよく撮りに行きました。
作中にも鶴見線の電車が映りますが、翌年のジャンボーグA、第14話「恐怖! 夜空に舞う地獄花」では代替わりしていて、時代の変化を感じたものでした。
 
 
 
準レギュラーという手も (こーじ)
2012-11-04 23:21:44
>怪人太郎冠者@1553様
 なるほど、それなら準レギュラーという手もありですね。
 
 そして最終EP前に死亡というパターンあたりで。

 安善駅近くなのですね。
 見覚えがある場所がロケ地だといいですね。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。