平成の2号ライダーは‘相棒’ではなくライバルキャラ

 仮面ライダーウィザードも今年に入って‘2号ライダー’である仮面ライダー
ビーストが登場した。


 平成ライダーではクウガ以外の作品で複数ライダーとなっているので2号
ライダーの登場は もはや‘お約束’的なイベントになるのだが、今回のビーストと
いうキャラはコンビではなくライバルというスタンスになるのだろう。


 アギト:ギルス、龍騎:ナイト、555:カイザ、ブレイド:ギャレン、響鬼:イブキ、
カブト:ザビーorガタック、キバ:イクサ、ディケイド:ディエンド、W:アクセル、
OOO:
バース、フォーゼ:メテオと列記していくと圧倒的に2号ライダーはライバル
キャラが多いのが特徴だ。


 主役のライダーとは当初考えが違うものの共通の敵を倒すという目的から徐々
に理解しあっていき、最後は共闘というパターンが多い。


 このパターンを平成で最初に使ったと思うのがウルトラマンガイアのウルトラ
マンアグルあたりだろうが、意外にも昭和の時代にも2号ライダーの系譜は存在
する。


 元祖は快傑ライオン丸のタイガージョーあたりで力のみの信奉者だった虎
錠之介がゴースンから悪の戦士・タイガージョーに変身する能力を与えられて
当初はライオン丸を付け狙っていたが、途中から より強いゴースン打倒に燃え
始めライオン丸と共闘していくものの最後はガントドロから射殺される。


 仮面ライダーではライダーマンが元祖でライダーマンに変身する結城丈二は
自らの右手を硫酸で溶かし仲間を皆殺しにしたヨロイ元帥を恨んで復讐しようと
するものの、デストロン首領は自らの育ての親と信頼してデストロンそのものを
壊滅しようとする風見志郎とは一線を画しているものだった。


 もっともタイガージョーやライダーマンは劇中のラスト1話前で死ぬ(ライダー
マンは死んだと思われた)わけで、そこが死なずに共闘するだけで終わる平成
ライダーとの違いだろう。

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コメント
 
 
 
平成の2号ライダー (柴田真紀)
2013-01-28 23:20:37
アギトのときのギルスは、
いつ出るか、出るかと出演が楽しみだったけど、
龍騎以降はもう、どーでもよくなっちゃいましたよ~。

仮面ライダーウォーズやっていて、
ときどき知らないライダーがいたりするので、
自分の能力の限界も感じましたわ…

最後まで一人で戦う仮面ライダー、
男性5人の戦隊
 は、自分が生きているうちに実現されそうもないですな。
 
 
 
そうですね (こーじ)
2013-01-29 22:22:42
>柴田真紀様
 同感です。
 アギトの時はギルス登場が待ち遠しかったのに、今では‘やっぱり出るのか’という感じですからね。

 1人で戦うライダーはクウガが最後かもしれません。
 
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