EURO王者にイタリア


gooニュース
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 日本時間の今日早朝にロンドンのウエンプレースタジアムで行わ
れたサッカーヨーロッパ選手権UEFA EURO 2020決勝は、イタリアが
開催国のイングランドと1-1で引き分けPK戦で53年ぶり2回目の優
勝を飾った。

 試合は開始2分にイングランドがカウンターからウォーカーのクロ
スボールをショーがハーフボレーで決めて先制するが、67分にイタ
リアがCKから逸らしたボールのこぼれ球をボヌッチが押し込んで遂
に追い付く。

 このまま90分だけでなく延長になっても決着が着かずにPK戦とな
り先攻のイタリアは2人目が止められたのに対し、イングランドも3
人目がポストに当て4人目も止められて迎えた5人目をイタリアが止
められるもイングランドも止められ3-2で決着が着いた。

 決勝はグループステージから5試合連続無失点だったイングラン
ドの堅守をイタリアがどう破るかという通常とは逆の見どころの
中で始まり、開始2分にイングランドが先制した時点でホームとい
う事もあり一気にムードがイングランドに来た中でポゼッションが
イタリア72%という圧倒的な数字が出ていた。

 しかしイングランドの堅守は崩れそうもなくこのまま逃げ切るの
かというムードが漂い始めた67分にイタリアが追い付き、一気に流
れがイタリアに行った感じだった。

 思えばイングランドで行われた96大会の準決勝でドイツ相手に開
始早々先制しながら追い付かれ、最後はPK戦の末に敗れた時のパタ
ーンを思い出したのだが本当にそうなってしまった。

 イングランドはグループステージ2市雨のスコットランド戦で引
き分けた以外は準決勝まで全勝で来ているし、決勝トーナメントに
入ってもドイツに2-0でウクライナには4-0で勝つなど楽な展開
で勝ち上がって来た。

 イタリアもグループステージは3戦全勝で強さを見せつけるが、
決勝トーナメントに入るとオーストリアに延長で2-1で準々決勝
ではベルギーの追い上げを凌いでの2-1で準決勝はスペイン相手
に1-1で引き分けPK勝ちと手こずりながらの勝ち上がりだ。

 こうしてみると接戦を勝ち上がった勢いがイタリアにあったと
いう事になるが、こうした競り合いにおける勝負強さこそイタリ
アの真骨頂ではないかと思うのだ。

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