まさか等身大ヤプールが登場するとは

 7月9日に始まったウルトラマンデッカーも12月に入り、いわゆる
最終月に入っているのだが前週までのサプライズはトリガーとの再
共演。

 前作トリガーではウルトラマンZとの共演は1EPのみだから、トリ
ガーとの共演は7話&8話で終わっているので2回目の共演には驚いた
わけだがアシストが何とヤプールのおかげだという事。

 ヤプールといえば基本的にウルトラマンAの宿敵で合体した巨大ヤ
プールの姿というのが以後復活した時のパターンだったが、今回登場
するのは等身大ヤプールで基本的には異次元空間にしかいないのに対
し現実世界に出て来て暗躍するのには驚いた。

 バズド星人アガムスに協力しアリブンタとテラフェイザーを連携し
てデッカーを倒そうと目論むだけでなく、アリブンタを倒した直後に
消耗したデッカーを異次元空間に封じ込める。

 しかも倒れているアガムスをデッカーがアリブンタの破片から庇
うのを見越してアガムスに化け、庇った直後に正体を現すという卑
劣さは昭和から代わらない狡猾さだ。

 まぁ個人的にヤプールというのは人間の善意に付け込むキャラな
ので昭和の時代から見ている私にとっては‘やっぱり’で、ある意味
仮面ライダーなどの東映作品でヒーロー方に助けを求める幹部は
必ず裏切るというのと同じ鉄板パターンだが。

 よく昭和の少年雑誌にヤプールについて等身大ヤプールは1対1
なら子供に負けるぐらい弱いという設定があったが、ウルトラマ
ンレオを氷結させバラバラにしたブニョではないが‘力はないが知
恵はある’タイプだと実感させる。

 しかもヤプールの登場がトリガーとの共演につながるのだから、
デッカーの脚本家ハヤシナオキ氏は凄いと思うのだ。 

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