中森四郎一家は斎田リコ一家の元祖

 ウルトラマンA3話バキシム編は過疎の寒村に住む老夫婦の家に
3日前に孫の中森四郎が訪れた事から始まるわけで、物語の最後に
本物の中森四郎は両親と共に東京で謎の事故死を遂げていた事が
分かる。

 バキシム編はヤプールによって最初から仕組まれていたという
事になるわけで、いかにもメインライターの市川森一ワールドで
クリスチャンである氏のメンタリティである神と悪魔の戦い的な
世界がウルトラマンAだというのが証明されている。

 予め殺害されている人物が暗躍するというのは後にウルトラマン
ネクサスで、斎田リコが主人公である孤門一輝を陥れるために一家
ごと孤門と出会った日の夜に溝呂木眞也から殺害されていた。

 つまり孤門がウルトラマンノアのデュナミストの資質を持ってい
る事を察知した溝呂木眞也が、孤門を陥れ自らの操り人形にするべ
く企んだ斎田一家惨殺だったわけだ。

 斎田リコは孤門と初めて会話した日の夜に家族ごとビースト・
ノスフェルに襲撃された後、溝呂木から射殺されただけでなくダー
ク・ファウストとして自覚のないままウルトラマンやナイトレーダ
ーと戦っていた事を知る。

 それでも最後にリコの人格を取り戻したダーク・ファウストが、
ノスフェルの爪から身を挺して孤門を守り命を落とすという結末だ
った。

 ウルトラマンAで言うなら溝呂木眞也=ダーク・メフィストがヤ
プールだが、ネクサスと違うのは中森四郎はバキシムに憑依されて
おらず殺害されたままという事になる。

 そこが昭和のウルトラマンAと平成のウルトラマンネクサスの違
いであるのだが、ネクサスのメインライターの長谷川圭一がウルト
ラマンAの市川森一ワールドを基にしているのではないかと思った
りするのだ。

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