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こーじ苑
投手力だけでは勝てない高校野球
大阪桐蔭が初優勝=光星学院、東北勢初優勝ならず―選抜高校野球(時事通信) - goo ニュース
3月21日に開幕した選抜高校野球が3日間の順延に たたられながら今日
大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた。
大会前の評判は大阪桐蔭の藤浪と花巻東の大谷に愛工大名電の浜田が今
大会のビッグ3と言われて前評判も高く注目されていたのだが、結果的に藤浪
を擁する大阪桐蔭が優勝したものの藤浪はベスト8の浦和学院戦ではリリーフ
で登板して3連打されるなどピンチを招いたし対戦相手が強敵ばかりだったとは
いえ完封した試合が1試合も無いのに注目したい。
‘野球は投手を含めた守りが大事’というのはトーナメントを戦う高校野球では
常套句だし、特に選抜の場合は春先で投手の仕上がりが打者よりも早いという
事から投手力の強いチームが有利といわれてきた。
木製バット最後の選抜となった74年など大会を通じてランニングHRが1本のみ
で両チームの合計スコアが10点を越える試合すらなかったように、選抜は投手
戦が多いとされていた。
ところが最近では選抜ですら1-0というスコアの試合は激減している状況で、
今大会屈指の投手同士が対戦した1回戦の大阪桐蔭-花巻東戦など昔なら
0-0でイニングを重ねる行き詰る投手戦になるはずが5回まで花巻東が大谷の
HRなどで2点をリードしながら6回に桐蔭が あっさりと逆転すると7回には2ラン
で5-2と点の取り合いになるのだ。
象徴的だったのがベスト8の浦和学院戦でエースの藤浪がリリーフで登板すると
3連打を浴びてピンチを迎えるなど150㌔の速球を苦もなく打ち返されている。
同じくベスト8で明治神宮大会決勝と同じ顔合わせになった光星学院-愛工大
名電戦で同点で迎えた8回裏に2アウト1・3塁で6番の大杉がカウント3-0から
決勝ランニング3ランを打った場面。
今の高校野球は打者有利の2-0・3-1では‘打て’のサインが出るケースが
殆どなので投手は気を抜けないため同じ球数を投げても昔に比べて神経が疲弊
するので1人の投手で勝ち抜くのは難しく、浜田のみで乗り切ろうとしたと思える
名電がベスト8敗退というのが象徴的だったと思う。
一昨年春夏連覇した興南や昨年優勝した東海大相模&日大三は投手を中心に
した守りのみが看板ではなく機動力を併せ持った攻撃力が高いチームだった。
つまり高校野球が昨年のドラゴンズのような‘投手に おんぶに抱っこ’のチーム
では勝てないようになっているという事をプロ野球関係者は どう見ているのかと
思う。
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まぁアイツらのは試合ではなくショーですから、見る価値もないですよ。
貴重な時間を浪費してまで見る代物ではないですね。