これまでと全く違う展開を狙ったストロンガーだったが

 今から40年前の今日OAされた仮面ライダーストロンガーに初めて
立花藤兵衛が登場した。

 仮面ライダーストロンガーは1話でいきなりストロンガーと電波
人間タックルが登場して奇械人・ガンガルと戦い倒してしまうし、
これまでのように城茂がストロンガーに改造されるシーンもない
という異色のスタートだった。

 そして城茂が改造される経緯は2話で回想という形で説明される
わけで、3話目から立花藤兵衛が登場し始めるのだ。

 藤兵衛は仮面ライダー1号&2号の続編という事でV3まで登場する
のは必然だったのだがXからは神敬介やアマゾンに城茂とは直接の
拘わりはないため1話からは登場する事はなかったもののXで5話、
アマゾンはストロンガー同様3話からの登場になっている。

 更にエンディングも2話までは子門真人と堀江美津子のデュエット
から水木一郎と堀江美津子に変更されたのだった。

 ちなみに歴代仮面ライダーを見ると1号&2号はショッカーから
改造されたもののV3はダブルライダーから改造されているしXは
父親に、アマゾンはバゴーから改造されているのを考えるとスト
ロンガーは1号&2号以来の敵組織から改造されたライダーだった
のだ。

 これなど原点回帰を狙ったような感じだし初めて‘相棒’の
女性ライダー・タックルを最初から登場させるなど、新しい要素
まで取り入れようとしたものの失敗に終わる。

 こうして列記していくとストロンガーもウルトラマンレオ同様
シリーズが長く続いていたゆえのマンネリを打破するために試行
錯誤を行っていたのだが、独自性を出そうとしても上手くいかず
最後は7人ライダー共闘という派手な花火を打ち上げてシリーズが
終了する事になるのだった。

 
 

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