寺地拳四朗、苦闘の末に判定勝ちで世界戦14勝目


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp0-240123-202401230001018

 エディオンアリーナ大阪で昨日行われたWBA&WBC:Lフライ級
タイトルマッチで、王者の寺地拳四朗は1位カルロス・カニサレス
相手にダウン欧州の激闘の末2-0の判定勝ちで世界戦通算14勝目
を挙げた。

 試合は2Rに先制のダウンを奪った拳四朗が3R終了間際にダウンを
喫して互角の展開で試合は進み、得意のボディブローなどを効かせ
るもカニサレスもラウンド終盤残り20秒で猛攻を仕かけるなど反撃
して王者をロープに追い詰めパワフルな連打を浴びせる。

 この試合は公開採点だったので4R終了時点では1-0でカニサレス
8R終了時点では2-0で王者だったが、11R&12Rは王者が足を使った
アウトボクシングに切り替えて逃げ切った。

 他団体王者との統一戦を熱望する拳四朗だが今回は日本人相手に
2勝1分のカニサレス相手に倒しに行こうとしていたのか、悪く言え
ば雑なスタイルで打ち合うためパンチはヒットさせられるがダメー
ジングブローを度々返されるヒヤッとする展開が続く。

 残り2R足とジャブを使って距離を取って打ち合わずにポイントを
ピックアップして行くスタイルに戻して、ようやく安定した試合運
びとなり逃げ切ったが減量の影響からか機微しい戦いになった。

 一昨年3月に一旦手放したタイトルを矢吹正道から奪回したあたり
から距離を取ってスピードを生かした戦い方から打ち合って倒しに
行くようになっていたが、これはマスコミから取り上げられるには
KO勝ちを量産しないとといった考えだっただろうが一歩間違えれば
今回のような雑なボクシングになってしまう。

 やはり拳四朗の持ち味はジャブと足を駆使しスピードを生かして
戦うスタイルだから、あまりにマスゴミを意識して倒しに行くより
スピードとテクニックを生かした戦い方をしていかないと仮にフラ
イ級へ上げても厳しいものになるのではないか。

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