男子バレー、アジア制覇ならずもノルマは達成


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp6-210919-202109190001233

 昨日千葉ポートアリーナで行われた男子バレーのアジア選手権決
勝で、日本代表はイランに25ー27・22ー25・29ー31のストレート
負けしアジア制覇を逃した。

 第1セットから競り合うものの自分達のペースに持ち込めない展
開となりデュースの末に失うと、第2セットも終盤まで競るものの
最後は突き放されて2セットダウンとなり再びデュースの展開にな
った第3セットも29点まで競ったが最後は力尽きる形で終わった。

 両国は1か月半前の東京五輪予選リーグ最終戦で対戦しフルセッ
トの末に日本が勝って準々決勝進出を決めたわけだが、やはり現状
では短い期間に連勝するほどの力はなかったという事になる。

 それでも今回は2位以内に与えられる来年の世界選手権の出場権
は取れたわけで、とりあえずノルマは達成する形になった。

 東京五輪の日本男子はメダルは逃したものの予選リーグ5試合で
3勝を挙げ3位通過
を果たしたわけで、1勝4敗で予選リーグ敗退と
なった女子よりも上の成績を挙げたおかげで女子に比べて扱いが
小さかった男子にも注目が集まるようになっていた。

 幸か不幸か五輪終了後から2カ月足らずで来年の世界選手権の出
場権をかけたアジア選手権が開催される事になり、五輪での活躍の
余韻が残っている現在いいムードで行う臨む事ができる。

 アジア選手権の出場枠は2なので決勝に進出する必要があるわけ
で少なくとも決勝進出すればマスコミの取り上げも大きくなる一方、
仮に準決勝までに敗退となると東京五輪の盛り上がりが一気に冷め
る可能性があり極端な事を言うと男子バレーにとって浮沈のかかっ
た大会だったのだ。

 出場枠が2というのは以前ならば楽勝だと思えたのだが現在アジ
ア最強は世界ランク10位のイランで、1月
の東京五輪アジア予選時
点でのアジアランキングは日本は3位でオーストラリアが2位、4位
以下が韓国・台湾・中国となっているのを考えると五輪で3勝を挙
げているからといって楽観はできない。

 アジア選手権は16ヵ国が4ヵ国1組で4つのグループに分けた1次
リーグの上位2ヵ国が2次リーグに進み、ここで1次リーグの対戦
成績を持ち越した2次リーグ2試合で各組1位と2位がたすき掛けで
準決勝~決勝という形になる。

 とりあえず初戦のカタール戦で勝てばランク的には全勝で1次
リーグ突破できるのだが、2次リーグは中国やオーストラリアと
対戦する。

 結果的に1次リーグ初戦でカタールに勝ったのが効いて全勝で
2次リーグ進出し、ここで中国に敗れるもオーストラリアに勝っ
た事で2勝1敗となり1次リーグで中国がオーストラリアに敗れて
いた事もあって1位通過となった。

 仮に2位通過となると準決勝がイランだったので厳しかったの
で厳しいものがあったし、実際決勝では敗れているのだから1位
通過していてよかったと実感する。

 これで世界選手権の出場権を取れたので来年の世界選手権で
は、何とか16位以内には入ってもらいたいものだ。

 

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