松坂大輔・初完投勝利

 今日行われたボストンでの対デトロイト戦で松坂大輔はMLB
移籍後初の完投勝利を挙げた。
 初登板こそKC相手に好投し10奪三振を奪ったもののシアトル、
トロント戦では好投したものの負け投手になり、NYヤンキース
戦では打ち込まれたものの打線の援護で勝ち投手と波乱万丈の
内容が続く。
 特にホームのフェンウェイパークでの成績が悪いのでいろんな
揶揄が飛び交っていたのだ。
 もともと松坂は球数が多いのが最大のウィークポイントだった
のだが悪い時は四死球が増えるという日本でもよくあるケースが
あった。
 日本では無類のスタミナがここで生きるので100球越えてから
調子が上がる事が多々あり150球越えて完投というケースも1度
や2度ではない。
 ただしMLBでは中4日で回すので120球が限度になるから、その
球数でどれだけ抑えられるかが課題だったのだ。
 まだ完封こそないが、今日もホームランによる1失点のみだか
ら最高のできだろう。こういうピッチングを続けていれば残り試
合はたまに打ち込まれる事もあるかもしれないが、まず大丈夫だ
ろうと思える。
 大事なのは適応能力なのだ。
 人の評価は死んだ時に評価が決まるというが、松阪が今年成功
したかどうかは今シーズン終了時点でハッキリするだろう。 
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
張本サンの言うように (屯田兵幸雄)
2007-05-16 07:09:55
大騒ぎする必要ないんです、大リーグのレベルが落ちただけ。
 
 
 
大騒ぎは必要ないが (こーじ)
2007-05-16 22:44:57
>屯田兵幸雄様
 張本氏はMLB嫌いで有名ですから彼の言う事は信用しない方がいいです。
 だって未だにイチローの打ち方にケチを付けてますからね。あれだけの実績を残しながら引退後に1度もコーチに
なってないのも理論が古いというのが大きいですよ。
 大騒ぎの必要はないがMLBのレベルダウンは大間違いですよ。
 
 
 
張本さん、大沢親分 (Shingo-Ringo)
2007-05-17 13:22:39
MLBのレベルダウン論は以前、楽天の野村監督も展開していましたね。
「球団が増えて選手の数が増えたから、結果、レベルの低い選手でも大リーガーになれる。」と。

・・・すげ~短絡的!

個人的な意見としては大リーグは年々レベルアップしてると思いますよ。
パワー、スピード、テクニック、戦術、戦略、経営手法、すべての面についてレベルアップしている。

話は違いますが、張本氏、大沢氏は年俸の代理人交渉に関しても、

「大人なんだから自分の給料のことくらい自分で何とかするのが当然。」

と発言していました・・・

古い!!!!!

昭和!!!!!!!!!!
 
 
 
その通りです! (こーじ)
2007-05-17 22:49:06
>Singo-Ringo様
 そうです、そもそも年俸はスポンサーである球団との契約金のはず。それを未だに‘給料’と言ってはいけないでしょう。
 だから経営者に‘たかが選手のくせに’などと言われるのですよ。
 
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