08大相撲九州場所・中日レポ

　14:30頃に会場の福岡国際センターに到着した時に、ちょうど幕内
力士が場所入りしていた。
　やはり力士が場所入りするシーンは絵になる。
　今回購入した席は指定席のイス席Bで大人分の2枚のみで、子供の分は
8:00から会場で当日券として買ったが中に入ると自由席は半分ぐらいの
入りのため あえて家族揃って席を取って観戦。
　東だから正直言って真ん中の指定席より端っこの自由席の方が皮肉
にも見やすかった。
　というのも東西の真ん中は対面の力士はしっかり見えるが、自分の方
から見る力士には背中しか見られない。
　その点、端っこの方が両力士の表情を見る事ができる。

　幕下上位5番が始まる頃は、会場は埋まってなかった。
　席に着く前に十両の土俵入りが終わっていたので、幕下上位5番から
観戦。
　人気者の北桜や山本山が取り組み前は大いに場内を沸かせたが敗れ
場内は、ため息。　

　十両が残り1番となったので東下の通路に行くと東方幕の内力士が
土俵入り準備をしていたので鈴なりのお客さん達でごったがえしていた。

　始まる前は力士達を撮影できず横綱土俵入りの立行司を写す。
　ベテランの行司さんだが、土俵入り前は緊張している様子。

　土俵入りを終えて戻ってきた把瑠都と白鵬の撮影に成功。
　勝負審判として入っていた貴乃花が東の花道から出て来たのでみなさん
大喜び。

　
　やがて取り組みが始まるが何と満員御礼の垂れ幕が！

　最初に高見盛が登場して懸賞が出るが、殆どが永谷園で場内が沸く。
　高見盛が一旦 千代白鵬から後ろに回られながら逆転勝ちし場内は
大いに盛り上がる。
　ベテランの土佐の海が勝ったあと、4番目に登場した下関出身の豊
真将と佐伯出身の嘉風の取り組みは共に地元という事で応援団がいて
大騒ぎ、肝心の取り組みも熱戦で一旦 嘉風が土俵際で土俵を割りかけ
ながらも盛り返して逆転勝ちした。

　この一番が終わった頃に娘が寝たのでイス席では大変なため、空いて
いる升席に移動。
　今回は正面が空いていたので、そこに座るが一気に視界が開けた
感じだ。

　全勝だった雅山は旭天鵬と投げの打ち合いで一旦、旭天鵬に軍配が
上がるものの物言いが付き‘動体と見て取り直し’という裁定。
　しかし取り直しでも雅山は敗れて全勝が消える事になった。

　柳川出身の琴奨菊が好調の若の里に がぶり寄りで勝ち、全敗だった
熊本出身の普天王も初日を出して場内大喜び。
　更に大分出身の千代大海が久々に好調で下半身とのバランスがいい
突っ張りで栃ノ心に完勝し‘さすがは九州男児！’という声が上がる。

　心配なのが琴欧州。
　把瑠都の上手投げに つっかい棒が外れたかのようにバッタリと倒れ
5敗目となる。

　大関候補の安馬は豊の島に手こずりながらも勝つと、白鵬も稀勢の里
との相星対決に外掛けで完勝して調子を上げてきた。

 　3回目にして九州場所のエース・魁皇が不在なので心配していたが、
意外にも盛り上がっていた。
　会場については後日アップするが、相撲内容も決して悪くないのに客足
だけが鈍いのは料金設定がおかしいとしか思えないのだが・・・・