怪しい月光仮面

 ウチの店ではカット前にクセ直しを兼ねてプレシャンプーを
する。
 シャンプー終了後に頭にタオルを巻いて襟巻きタオルを首に
かけるのだが、子供のお客さんなどにはたまにふざけて襟巻き
タオルを覆面のようにして‘怪しい人’とやる。
 確かに怪しい感じになるのだが、これにサングラスをかける
と月光仮面になるではないか!
 そう月光仮面のスタイルは今考えると、とてもじゃないが
「いい人」には見えない。
 以前扱った‘怪獣VOW’でも
「月光仮面というが、どう見てもあれは仮面ではなく覆面だ」
という意見が載っていた。
 そう仮面とは表情が出ないのだが、月光仮面はどう考えても
覆面にしか見えない。
「月光覆面」では、いよいよ怪しすぎてヒーローには見えない。

 もっとも昔のヒーローは怪傑ハリマオや黄金バットなど、とて
もじゃないが正義の味方には見えないデザインが多かった。
 なんでこんなデザインにしていたのだろうか?

 月光仮面の原作者は、森進一が歌ってトラブルを起した「おふ
くろさん」の作詞者である川内康範。
 そういえば彼の原作ヒーローの1人にレインボーマンがいた。
 レインボーマンもどちらかといえば、怪しげなデザインだ。
 
 まぁ昔は予算がなかったのかもしれないが、ちゃんとしたマスク
を着用するのはウルトラマンぐらいからだから、とやかく言えない
のではないかと思うのだが。
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コメント
 
 
 
かつて大瀬康一氏が (柴田真紀)
2007-07-18 00:33:21
 『月光仮面』上映の際の舞台挨拶で(ちなみに、もう25年ぐらい前ですが)、
「当時はスタッフ等の人手も足りなかったので、私はこのカッコのまま、機材を運んだり、ライトを持ったりしたので汗だくになってしまい、衣装の下半身がスケて、大慌てでした」
 と、おっしゃっておられました。

 ヒーロー物で、役者さんやスタッフが完全分業制になった今では、考えられない話ですね。

 それにしても、『ハリマオ』は、どう見ても、
「怪しい東南アジア系ヤ○ザ」
 です。
 
 
 
リメイク版の映画ですね (こーじ)
2007-07-18 23:13:32
>柴田真紀様
 確か80年ぐらいにリメイク版の映画が上映されてましたよね。
 まぁ全身白のコスチュームでは汚れが目立ちますしね。
 
 ハリマオもヒーローに見えませんよ。
 
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