AmazonPrime配信ボクシング興行すばらしかった


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20230408-0334

 昨日有明アリーナで行われたAmazonPrime配信ボクシング興行
5試合は世間一般では那須川天心のボクシングデビュー戦が大きく
取り上げられていたが、そのほかの4試合も他の興行ならメインを
張れるカードばかりで大いに楽しむ事ができた。

 まずはIBFフェザー級挑戦者決定戦で長谷川穂積をストップした
事で有名な元2階級制覇王者で2位キコ・マルチネスー3位・阿部麗
也戦は、大まかに言えば3R以降マルチネスのプレッシャーを阿部が
巧く捌く形で試合は進み119-109、119-109、117-111の3-0で判定
勝ち。

 続くWBOアジアパシフィック ウエルター級王者・佐々木尽が1位
の小原圭太と対戦し、2Rに不覚のダウンを喫した佐々木だがラウン
ド終盤には強打を効かせ3Rに攻勢から左ボディでダウンを奪い返す
と右ストレートで2度目のダウンを奪うとレフェリーがストップし
国内ウエルター級No1をアピールした。

 そして3試合目の那須川天心が日本バンタム級2位の与那覇勇気と
対戦し2Rにダウンを奪うなど60ー53×2、59ー54で3-0の判定勝ち
した一方、倒せなかったのか…という声が上がるがキックボクシン
グ上がりで基本3Rで戦っていた那須川が6Rフルに戦ってスタミナ
切れせずに日本の上位ランカーに完勝しただけでも凄い事だと思
うので悪いデビュー戦ではないという感想だ。

 セミは元WBCバンタム級暫定王者の井上拓真と元Sフライ級王者
:リボリオ・ソリスとの決定戦だが当初はベネズエラ人選手独特の
延びるパンチに手こずった井上だが、徐々に慣れて来て右のカウン
ターを的確にヒットする展開で試合は進む。

 ただしカウンターのヒットポイントがズレているのとフォローの
パンチがないからか倒せる雰囲気はない一方、ソリスの肘が5Rに当
たり左繭下を拓真がカットし出血し始めたのでヒヤりとしたものの
118-110、117-111、116-112の3-0で井上拓真が判定勝ち。

 そしてメインは寺地拳四朗が代役挑戦者アンソニー・オラスクア
ガを序盤はジャブで突き放し3Rにダウンまで奪うも、オラスクアガ
も強打を振るって猛反撃し時折パンチがヒットしてヒヤリとする場
面も度々見られ予断を許さない展開に。

 それでも9Rに連打で追い込むと相打ちのタイミングで放ったカウ
ンターがヒットし連打をたたみかけると遂にオラスクアガはダウン
し、直後にレフェリーがストップして激戦にピリオドを打った。

 本来なら王座統一戦だったのが対戦相手の急病で10日前に変更に
なった挑戦者はフライ級上がりという事から体格やリーチも一回り
大きく、しかも打たれ強く連打を食っても強打を振るって反撃して
くるので緊迫した激戦となるも勝ち切った事からメインに相応しい
一戦で大満足のAmazonPrime配信興行だった。

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