国内初のユネスコ世界記憶遺産が地元に・・・

世界記憶遺産、喜びに沸く地元・田川「保存、責任重大」(朝日新聞) - goo ニュース

 たまには地元の自慢話を・・・

 今日の朝刊と夕刊に「炭鉱記録画家、山本作兵衛の絵画や日記がユネスコの
世界記憶遺産に登録された」という記事が載っていた。
 その絵画や日記700点以上が私の地元・田川市が保管しているのだ。

 山本作兵衛といえば隣町の飯塚出身で7歳ごろから炭鉱で働き始め60代から
当時の生活を伝えるべく炭鉱の絵を描き始めるようになり92歳で亡くなるまで
2千枚ぐらいの絵を描いていたというコチラでは それなりに名前は聞いていたし、
それらの絵が田川市の石炭記念公園にある石炭・歴史博物館に展示されている
という話は聞いていた。

 それがフランスの手書き版である「人権宣言」やアンネの日記などが登録されて
いるユネスコの世界記憶遺産に国内で初めて登録されたというのは凄い事だし、
正直言って‘そこまで価値があるものだったのか’と実感したものだ。

 田川市には‘あんまり煙突が高いので さぞやお月さん煙たかろう’と炭坑節で
歌われた二本煙突が竪坑櫓と共に石炭記念公園にあり、こちらが文化遺産の
登録申請をしているというのは聞いていたし その価値は認識していた。


 ところがそれよりも先に山本氏の絵画や日記が評価されたのには驚いたし、
実際オヤジの先輩などから‘おめでとう、私も嬉しいよ’と言った電話が何軒か
かかってきたのだ。

 どうしても田舎に住んでいると地元のネガティブな話ばかり出てくるが他所の
人から見れば凄く魅力的な物が いくらでもあるとは思っていたし、実際に旅行
で地元の名産である羊かんの黒ダイヤやチロルチョコなどを持参するとかなり
喜ばれる事で それは実感していた。

 しかし今回のユネスコ世界記憶遺産登録は それを上回るものだったので、
地元に住んでいる者として本当に嬉しい限りだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (英彦山)
2011-05-27 03:21:58
ニュースを見て驚きました! 記念館へは 何度か足を運びましたけど あの絵がね~? 田川市が活気づくと良いですね。
 
 
 
そうでしょう (こーじ)
2011-05-27 22:19:41
>英彦山様
 2本煙突なら分かりますけど、あの絵が・・・という感じですね。

 地元でもかなり話題になってますよ。
 
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