第2期ウルトラの失敗?を克服

‘大決戦!超ウルトラ8兄弟’の興行成績が好調で、2年前の ‘ウルトラマン
メビウス&ウルトラ兄弟’の収益を越えたらしい。

 個人的に凄く嬉しいし、安心した。

 ウルトラマンメビウスでM78星雲のウルトラ兄弟の設定を復活させて
ウルトラ兄弟との共演をするという話を聞いて私は一抹の不安を感じて
いた。

 帰ってきたウルトラマンから始まった第2期ウルトラシリーズはウルトラ
マンエースからウルトラ兄弟の共演を始めたが、最初は喜んで見ていた
ものの途中からかつて主役を張った兄弟達がドタバタしているシーンを
見るのは辛いものがあった。
 だからティガから始まった平成シリーズでは、劇場版は除いて共演は
なかったのを見てホッとしていた。

 ただ一昨年公開されたウルトラマンメビウスの劇場版でメビウスとウル
トラ兄弟が共演したのを見て‘決して悪くない’と思ったのだ。
 だから今回の大決戦!超ウルトラ8兄弟の製作が決まった時には不思
議と不安はなかった。 

 ‘失敗は成功のもと’とはよく言ったものだが、誤解があるかもしれないが
私に言わせると第2期シリーズの失敗?があったからこそ、今回の劇場
版の成功があるのかもしれない。 

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コメント
 
 
 
公開から12日 (NEXUS(偽))
2008-11-19 20:29:03
たったそれだけの期間で「メビ&兄弟」の収入を超えたそうですよ。
「主役にだけ華を持たせる」昭和期と違い、「メビウス」からはむしろ客演するヒーローの方にフォーカスを置いた話が多くなり、その境地が「8兄弟」だと思ってます。
むやみやたらと出せば良いわけではない「共演」ですが、それでも「あのヒーローが!」ってのは喜ばしい事です。
「テレビ」と違ってイベント性の強い「映画」だからこその成果かも知れませんが、とにかく凄い作品でした。
 
 
 
なるほどそうですか (トクタサツオ)
2008-11-19 20:54:25
さすがによく御分析されていらっしゃいますね。

ウルトラ兄弟?というか「帰ってきたウルトラマン」のベムスターの巻でウルトラセブンが登場したのでしたね。

その次はナックル星人とブラックキングの出てくるEPでウルトラセブンの再登場の他に初代ウルトラマン
まで現われた。

そのうえハヤタ隊員とモロボシ・ダン隊員まで共演となったのでした。

弟とキャーキャーいいながらリアルで観たのを覚えておりますよ。

確かに最初は面白かったですがね。
ウルトラマンエースでこれが「兄弟」となったのですね。

確かにだんだん兄弟の物語がエスカレートする度に、こちらは反比例するようにひいていった気が致します。

まあいろいろな試行錯誤を繰返しながら、いいものを完成させるということでしょうかね。

 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2008-11-19 22:57:18
>NEXUS(偽)様
 12日で前作を越えたとは凄いですよ。
 豪華ゲストは、やはり映画ならではでしょうね。
 これを恒常化してしまうと、かえってマンネリになりかねませんしね。
 さすがに‘ウルトラ戦隊’は避けないと・・・・
 
>トクタサツオ様
 私も最初に共演が実現したときは感動しましたよ。
 ただ‘太陽にほえろ’の若手刑事の殉職シーンの
ように、恒例になると味気なくなってました。
 何事も失敗は付き物ですが、それをいかに生かすかが成功へのカギだと思いましたね。
 
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