防衛チームの反乱

 21年前の今頃OAされたウルトラマンネクサスEp35で防衛チームの
ナイトレーダーが、防衛組織TLTに対して反乱を起こすという円谷作
品には珍しいEpとなっている。

 事の発端はTLTが5年前に新宿でウルトラマンネクストとビースト・
ザワンが戦った映像を秘匿していたのが分かって、ナイトレーダーが
TLTに対して不信感を持っていた。

 そこへ力尽きたデュナミスト千樹憐がホワイトスィーパーに捕獲
されネクサスの能力を探り力を奪うため、ビースト振動波の照射実
験を行う事をメモリーポリスの野々宮瑞生が孤門に報告し姫矢准が
心停止に追い込まれる程の過酷な実験のため憐を奪回するため遂に
反乱を起こす。

 この時に和倉隊長の‘我々はウルトラマンを開放する’というセリ
フが熱いし、コマンドルームから石堀がセキュリティシステムを
ジャックして援護する形でフォートレスフリーダムから脱出する。

 こういった展開は歴代の円谷作品では珍しく強いてあげれば02
年の平成セブンEVOLUTIONのEPISODE:2で、ゴドラ星人らから
占領された地球防衛軍極東基地を解雇されたウルトラ警備隊が
爆破するという話があるぐらい。

 ちなみに孤門質が所属するのはナイトレーダーAユニットで設定
では複数のユニットがあったわけで、仮に放映短縮になってなけ
れば他のユニットとの対立も描かれるのでは?と思ったりした。

 昭和ウルトラではウルトラマンAでTACの竜五郎隊長が北斗星司
を守るため高倉司令官を殴り倒し、基地から叩き出すシーンが有
名だがここまでの反乱は珍しい展開だった。

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