第2期ウルトラの頃のテコ入れについて

 以前も記したようにウルトラマンAは7月7日にOAされた14話の
ゴルゴダ星編後編を終えると、夏の怪奇シリーズに入ったのだが
一方で個人的にはパワーダウンした感が拭えなかった。

 つまりウルトラマンAは3話のバキシム編で早くもTAC基地がバ
キシムから攻撃され5話でゾフィが登場しウルトラ兄弟初のタッ
グマッチを行うと、7話&8話にはメトロン星人Jrが登場するだけ
でなく妖星ゴラン接近など手に汗握る展開が前後編に分けて進み
締めはゴルゴダ星編になっている。

 つまり最初のクールで2本も前後編を使っているのだから豪華な
話である。

 当時は裏番組が変身忍者嵐のため視聴率競争に勝つために最初
から話題になるEPを集中したのか?と思われたのだが、帰ってき
たウルトラマンでも5&6話のグドン&ツインテール編や13&14話
のシーモンス&シーゴラス編と2度の前後編モノがあるのだから
似たようなもの。

 とはいえウルトラ兄弟が顔見せでも登場するEPが5話もあるの
だから、1クール目が豪華だという感が強いのかもしれない。

 一方ミラーマンの場合は12話でシルバークロスという新必殺
技を使ったのだが、3クール目に入った26話&27話にSCM全滅
~ジャンボフェニックス投入となり以後3EPの前後編が投入さ
れたのだった。

 ミラーマンの裏番組のシルバー仮面はミラーマンに視聴率で
劣勢に立っていたため、1クール目が終わる前に12話に急遽シ
ルバー仮面の巨大化=ジャイアント編としたのだった。

 おかげでミラーマンの視聴率が、ジャイアント編と被る9話
から視聴率を落としているのを考えるとテコ入れの効果は十分
あったと言えるだろう。

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