松井秀喜、500号ホームランようやく達成

松井が通算500本塁打=日米19年で達成(時事通信) - goo ニュース

 今日デトロイトでオークランドの松井秀喜が2-2の同点で迎えた6回に一旦
勝ち越しとなるHRを放ち、これがプロ入り日米通算500号ホームランとなった。

 それにしても34日ぶりとなる難産の記念ホームランだった。

 日本で332本のホームランを放ってNYヤンキースに入団した松井が最初に
直面した課題が160㌔前後の剛速球ではなく、140㌔台前半ながら手元で微妙
に動くボールでジャイアンツ時代と同じ打ち方では打ち損じてゴロになるケースが
多く‘ゴロキング’と揶揄されていた。

 それに対して徐々に適応して行き04年には31HRを放ちキャリアを重ねる
ごとにペースアップしていくと思われた06年にフライのキャッチングの際に左
手首を骨折したのがケチの付き始めで、それ以降は両膝の故障にも悩まされた
ため試合出場数が減り手術を受けた膝を庇うため下半身が安定せずに打球の
飛距離も落ちるという悪循環に見舞われる。

 とはいえNYヤンキースでは入団から左手首を骨折する前年の05年まで3年連続
100打点以上を挙げているので‘ホームラン打者’という尺度で見れば物足りない
かもしれないが‘勝負強い打者’という基準で言えば合格点を挙げられるだろうし、
だからこそ名門ヤンキースで4番を打つ事ができたわけだ。

 当時のヤンキースは2年目からAロッドが入団するなど、JジオンビやGシェフィー
ルドにBアブレイユなど長距離砲ばかりを獲得していたのだが彼らはホームランは
打つものの肝心な所で打てないというタイプが多く、松井の勝負強さが余計に際
立っていた。

 どうしてもランナーを確実に還す事を優先するとホームランは減る傾向が強いし、
前記したように手首の骨折から始まる両膝の手術などの逆風の中、9年間で168本
は決して多いとは言えないだろうが日本で打ったホームランよりもよっぽど価値が
ある。

 だからこそ09年のWシリーズでの大活躍でMVPを獲得し、チーム事情でNYを
離れるものの敵として登場してもヤンキーススタジアムでは大歓声を受ける存在に
なっているのだ。
 
 それを‘松井の魅力はホームラン’的な事をコメントするOB達
には うんざりしているし、自らMLBの野球が分かってない
事を宣伝している。

 余談ながらホームランのペースを遅らせる元凶ともなった

両膝の故障は日本時代に人工芝の上での

プレー長かったのが唯一最大の原因である

事も忘れてはいけないし、マスゴミが これに

触れないのは犯罪行為だろう。

 
 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ウルトラと子... 西条凪のフォロー »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。