少年仮面ライダー隊登場から50年

 今から50年前の昨日72年8月26日にOAされた吸血怪人・シラキ
ュラス編から、少年仮面ライダー隊が登場する。

 この日は夏休み最後の放送日でショッカーの行動が公然となり、
立花藤兵衛が全国の少年少女を集めて結成した私設の支援組織で
ショッカーの事件に子供が巻き込まれるのに対する自衛の意味も
あったようだ。

 ライダーのマスクを模したヘルメットを被り専用の自転車で行動
しショッカーやゲルショッカーの情報収集が任務で、集めた情報は
ペンダント型の通信機や連絡用伝書鳩を使って本部に報告するとい
うシステムになっており会長が立花藤兵衛&隊長をFBI匿名捜査官の
滝和也が務める。

 個人的にも当時憧れたのだが、今となっては何ともツッコミどこ
ろ満載の組織だ。

 モデルは少年探偵団と思われるが情報収集というのは危険を伴う
任務だから、それを子供達に担当させるというのは相当な保護者の
抗議を受けるのではないか。

 しかも先述したヘルメットや仮面ライダーのマフラーを模したネ
クタイを着用した制服を着て、専用の自転車でショッカーらの情報
収集活動をするのだから傍目から見ても目立って仕方なく情報収集
には向かないだろう。

 さらに連絡用伝書鳩というのも目立ち過ぎに拍車をかけているし
実際に次EPではバラランガのトゲで撃ち落とされていたわけだから、
ペンダント型の通信機のみで良かったのではないか。

 とはいえ専用の自転車はブリジストンから発売されCMにまで登場
しているのでタイアップは大成功だったろうし、仮面ライダーV3に
も引き続き登場していたが少年仮面ライダー隊の歌がエンディング
で使用されていたのだから人気はあったと思われる。

 まぁこういったツッコミどころ満載な設定も、タイアップによる
人気を取る東映の‘お家芸’ではあるが・・・・

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