マジンガーZ:ラインX1編から50年

 今から50年前の今日74年1月27日にOAされたマジンガーZ61話
ラインX1編は、故・兜十蔵博士のライバルだったシュトロハイム
・ハインリッヒ博士が作り上げたマジンガーZとほぼ互角の威力を
誇るラインX1との宿命の戦いを描いた名作だ。

 もともと今EPは原作ローレライの歌と同じ設定で作られ名前も
ラインX1ではなくドナウα1で登場しており、電子頭脳パーツとな
るべきアンドロイド少女・ローレライを博士は自分の娘のように
かわいがりDrヘルを裏切って逃亡し親子として暮らしていた。

 ところが隠れ家をあしゅら男爵から発見され機械獣リバーF9を
使ってラインX1を明け渡すよう強要されるが、拒否して深手を負
うもラインX1を起動しリバーF9を倒すとローレライに最後の言葉
を残して息絶える。

 それはローレライがアンドロイドであり実の娘ではない事や、
ラインX1と合体し高性能のスーパーロボットとなってライバル兜
博士のマジンガーZを倒して最高のロボットになる事だった。

 ハインリッヒ博士の遺志を汲んだローレライはラインX1と合体
を果たしZに挑戦し互角の勝負を繰り広げるのだが、仲良くなって
いたシローの戦いを止めるよう懇願を聞き入れなかったもののロー
レライの顔の部分が弱点を見抜かれてドリルミサイルを受け敗北を
悟り頭部のムチでメインコンピューターとなる胸部のローレライの
顔を破壊して自決して戦いは終わる。

 天才科学者が人里離れた場所で娘と暮らしており娘がアンドロイ
ドで博士が作ったマシーンと一体化する事により完璧になるなど、
いわゆる典型的なマッドサイエンティストネタで翌年メカゴジラの
逆襲にも影響を与えたと思われる要素満載だ。

 原作のローレライの歌をラストを除いて忠実に映像化しており、
マッドサイエンティストものの名作だと思う。

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