ボクシングファンのバイブル・WOWOWエキサイトマッチ

 いささか旧聞にはなるが5月5日は長嶋茂雄と松井秀喜の国民栄誉賞の授賞
式が大きく扱われていたしTV中継もあっていたのだが、それを尻目に我が家
ではWOWOW開局以来1000回目のエキサイトマッチをTV観戦していた。


 1000回記念としてウラジミール・クリチコとフロイド・メイウェザー戦がOAされて
いたのを大いに楽しんだし、GWに入ってからマイク・タイソンをはじめとした
かつての名勝負をも見る事ができたのだ。


 今やボクシングファンにとってWOWOWエキサイトマッチは欠かせない。

 WOWOW開局前は地方在住の者にとってボクシングを見る事ができたのは
世界戦以外ではTV朝日系で夜中にOAされていた試合ぐらいで、世界戦とて
日本人世界王者の試合が主になっており海外のスーパースターの試合なども
TV東京系がコチラで見られるようになったのが93年だから見る機会はなかった。


 それがWOWOWが開局されて目玉番組の1つとして始まったエキサイトマッチ
で海外のスーパースターの試合を毎週見る事ができるようになったのだ。


 しかも解説に殿堂入りをしてボクシング界の生き字引ともいえるジョー小泉と
浜田剛史のコンビが絶妙で名勝負を彩るスパイスのようなものだから、この
2人なくしてエキサイトマッチはありえないだろう。


 我が家でも94年3月に加入して以来ジョージ・フォアマンの45歳での戴冠や、
死闘となったイベンダー・ホリフィールド対マイク・タイソン第1戦などをライブ
観戦する事ができたのも印象深い。


 よくしたもので毎週欠かさずに見ているとエキサイトマッチのスタイルが基準に
なるので民放地上波の中継が物足らなくなってしまうのだ。


 面白いのが先日ビデオテープを整理していたら05年の総集編の終盤が
残っていて最後に‘次回は亀田興毅のターゲットとしてWBA&WBC王者の防衛
戦をOAし、亀田が出演’と今では考えられない予告編をやっていたのを見ると、
当時の亀田はWOWOWのスタッフから それなりに評価されていたという事が
分かるし最近は西岡や山中など帝拳勢だけでなく内山高志ら違うTV局に出演
している選手まで登場しているのに対し全く聞かなくなっている。


 これはWOWOWが本物の世界王者と そうでない者を区別しているのが
分かるし、
年間表彰式などでWOWOWから映されない世界王者は本物とは認め
られてないと思う。


 今では民放地上波では絶滅したと思える本物の世界戦を見せる貴重な番組
だし、良質なボクシングファンを満足させてくれるのでWOWOWが存続する
限り続いて欲しい番組である。

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