男女バレー代表新監督決まる


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/thedigestweb/sports/thedigestweb-47695

 東京五輪で3勝を挙げてベスト8に入った男子バレーと1勝に終
わった女子バレーの監督が、それぞれ交代し3年後のパリ五輪に
向けた新体制が発足した。

 男子はフランス人のフィリップ・ブランコーチが昇格したのに
対して、女子は12ロンドン五輪で銅メダルを獲得した眞鍋政義を
就任させたわけで期待度がモロに分かれる結果になった。

 ブラン監督は17年に中垣内祐一監督が就任した時にチームの戦
術形成や練習メニューの構築などチームの軸となる部分を担って
きていたし、特に中垣内監督が就任直後にチームを離れていた時
からリーム内を掌握していたという事もあり事実上のブラン体制
だったので全く違和感はないと思う。

 もともとブラン監督は01年から12年までフランス代表監督を務
めており経験面では十分だし東京五輪での戦いぶりを見ても常に
複数の攻撃が同時に入りブロックの枚数を上回り数的優位を作る
という、世界のスタンダードを取り入れた戦いぶりはこれまでの
日本代表の戦い方から一線を画すものがあり見ていてワクワクす
るものがあった。

 特にサーブで攻めて主導権を握るスタイルはサーブミスが付き
ものではあるが、それを敢えて恐れずにサービスエースを狙うと
いうのは高さやパワーに劣ってしまう日本にとって勝利への処方
箋といえる。

 しかも石川祐希や西田有志らが海外でプレーをし始めるなど、
‘個’のレベルアップまで期待できるわけで3年後が楽しみになって
きた。

 女子は正直言って眞鍋政義体制の復活ではメダルを狙うには厳
しいと思うし、ロンドン五輪での銅メダル獲得から11年になるの
だから当時の戦い方では完全な時代遅れになっていると思う。

 というのも男子が躍進したのはトスの速さなどスピードを追求
してかわすことに注力したスタイルからの脱却だが、女子はコレ
に拘る限り復活は難しいのではないか。

 そういう意味で外国人監督の招聘に待ったなしと思っていたの
だが、眞鍋体制の復活では進化している世界のバレーに追い付き
追い越す事は難しいだろう。

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