強敵のはずが~流星鉄仮面

 今から50年前の今日73年3月27日にサンダーマスクの最終回がOA
され、サンダーマスクは大魔王ベムキングと鉄人13号共々相打ちに
なって消滅する。

 サンダーマスクの最終EPは前後編になっており前編で魔獣を瞬殺
した超兵器・特殊ミサイルが
防衛組織・科学パトロール隊に配備さ
れたのだが、鉄人13号には通用しないばかりか変身した偽
サンダー
マスクとサンダーマスクの戦いの最中に誤って本物に命中させてし
まい視力と変身能力を失わせてしまうのだ。

 そして後編はインクリースマシーンによって変身機能と視力を回
復したサンダーマスクだが、3分しか身体がもたず先述したように
敵と相打ちになるという結末だった。

 大魔王ベムキングには魔王デカンダという幹部キャラがいるが、
12話でデカンダとの決闘に勝って一時的に新幹部になっていた流星
鉄仮面というキャラが登場する。

 魔剣流れ星という技でデカンダの首を撥ねた後にサンダーマスク
の妹・リンに心理的に揺さぶると、魔獣リガトロンとのタッグでサ
ンダーマスクを倒すなど強敵だった。

 そしてある装置を完成させるためにリンの姿で高瀬宇宙研究所に
乗り込んで働かせ、その時に出されたコーヒーを‘ぬるい’と激怒して
捨てるシーンは第4惑星の悪夢のロボット長官を彷彿さるのだが実
は共に脚本を担当しているのが上原正三である。

 もっとも復活したサンダーマスクからサンダーザイマー光線を受
けて倒され、最終回の前編で再登場するものの例の特殊ミサイルで
あっさりと爆死しているのだからオリジナルでは強敵が再登場では
ザコキャラに落ちぶれる‘ヒーロー作品あるある’状態だった。

 ちなみに命光一の変身シーンは絶叫調で当時親戚宅で見ていたら
伯母さんが絶叫する声の、あまりの大きさに驚いてお茶をこぼした
のだった。

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