ウルトラマンネクサス1話目の衝撃

 19年前にOAされていたウルトラマンネクサスの1話でネクサスが
戦うのはペドレオン・クラインで、エタノールと人間を主食として
いるビースト。

 ガソリンスタンドや配管に潜みエタノールを求めてビール工場や
ガソリンスタンドに出現し人間を見つけると肉体を形成、一対の触
手で口に引きずり込んで捕食する。

 そしてペドレオンから襲撃され全滅したマイクロバスを捜索して
いた孤門一輝を襲撃し捕食しようとしたところ、赤い玉となって飛
来したネクサスがペドレオン・クラインをアンファンスパンチで叩
き潰して終わる。

 助かった孤門が見上げるとアンファンスがペドレオンを叩き潰し
ているシーンまでだったのだが、あっという間に戦いが終わったと
いう事から個人的に‘一筋縄ではいかない物語’を実感した。

 基本的にウルトラシリーズの1話は印象的な怪獣が登場しており
ウルトラマンではベムラー、帰ってきたウルトラマンではタッコン
グ&ザザーン&アーストロンと豪華だったしウルトラマンAのベロ
クロンも存在感絶大でウルトラマンタロウではオイルドリンカー&
アストロモンスにレオでもレッド&ブラックギラスの双子怪獣が登
場しウルトラマンと激闘を演じている。

 つまり1話というのはヒーローと変身する人間との、ファースト
コンタクトという事で派手な展開が多く豪華な感じがしていた。

 ところが敵キャラは巨大化せずネクサスがパンチ一発で叩き潰
して終わりというのは、ウルトラセブンの1話クール星人編で宇宙
船内に侵入したセブンがアイスラッガーの一撃で真っ二つに切断
し終わったシーンと双璧だろう。

 それでもセブンではカプセル怪獣ウィンダムが登場し敵の宇宙
船を追いかけまわし善戦するのだが、宇宙船からのビーム攻撃を
受けて倒されてしまうまでのシーンがあった。

 それを考えると、ネクサスの1話は異例だったと言えよう。

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