仮面ライダーフォーゼはWとXの要素を引き継いでいる？

　仮面ライダーフォーゼも2話目に入り、シリーズの雰囲気が分かってきたの
だが、内容的に2つ前の作品であるWに近いテイストと思われる。

　敵キャラはモロ怪人ではなくWに登場したドーパントがガイアメモリーを装着
する事によって一般人が変身してしまうようにゾディアーツスイッチを入れる事
によって一般人がゾディアーツに変身したり、Wに登場したリボルギャリーの
ようなパワーダイザーが登場したりする。

　そして変身して戦うのは主役の如月弦太朗だが、変身アイテムのフォーゼ
ドライバーの持ち主で性能を知っているのが歌星賢吾という事で2人が組んで
ゾディアーツと戦うという設定のようだ。

　そして何より驚いたのが歌星賢吾が学校内にいたのがラビットハッチと呼ばれる
月面基地。

　1話で賢吾が天の川学園の一室に入ったところ本格的な基地になっていたので
‘これは凄い’と思っていたのだが、何とアストロスイッチの力で月面と繋がって
いたので本格的なはずだ。

　どうやらフォーゼドライバーは開発されていた場所という事だが、Wでも鳴海
探偵事務所は古びた かもめビリヤード場の2階にあったものの地下にはリボル
ギャリーの格納庫があってフィリップが検索しているというのと似ている。

　更に月面基地のラビットハッチが歌星賢吾の父がフォーゼドライバーの研究を
行っていてフォーゼドライバーとアストロスイッチが父の遺産という要素は、昭和
ではXライダーに2話までではあるが瀕死の神 敬介をカイゾーグに改造手術
して絶命した父親の神 啓太郎博士が自らの記憶と人格を移植した海底基地・
神ステーションを思い出す。
　
　そういえばXライダーは深海開発用改造人間だったが、フォーゼでは宇宙飛行士
に設定を変えたという事になるのだろうか。

　とはいえ今のところ途中でラビットハッチが破壊されるという事はなさそうだ。