2018夏の甲子園 第15日 

大阪桐蔭、史上初2度目春夏連覇へ王手!底力発揮でまた逆転勝利 柿木は2失点完投

 休養日を挟んだ大会15日目は準決勝が行われる。

 第1試合は今大会、乗りに乗っている金足農が日大三に挑戦する
わけだが5試合全て完投している吉田が中1日の休養でどこまで回
復しているか。

 3回戦で2本のHRで準々決勝では2ランスクイズでの逆転サヨ
ナラ勝ちという事で勢いにのっているようだが、日大三も下関国際
相手に8回裏に一気に逆転するという地力を見せているわけだが観
客の声援は金足農に行くだろうから それに耐えられるか。

 第2試合は大阪桐蔭に対して中1日空けた山口がどこまで回復し
ているかで、少しでもコンディションが悪いと桐蔭打線のエジキに
なりかねないので山口の出来が勝敗のカギを握るだろう。

 桐蔭は誰が先発するかも焦点になるが万一先発が不調だったら、
どこで見極めるかというのも見どころである。

 第1試合:金足農 2-1 日大三

 1回に金足はヒットで出塁した1番をバントで送り2アウトから4
番のタイムリーで先制すると、5回にも2番手の川村から四球で出塁
した3番がバントで2塁に進み2アウト後5番のタイムリーで返り2-
0とリードを広げる。

 3回と7回を除いて毎回ランナーを出す日大三だが連打が出ず8回に
1アウトから1番&2番の連打でチャンスを作り2アウト後、4番のタイ
ムリーで1点を返すのだが時既に遅く9回も1アウトから内野安打が続
くものの後続を断たれ万事休す。

 先述したように日大三は3回と7回以外、金足は9回以外毎回ランナ
ーを出したのだが両校の投手が踏ん張り1点づつしか入れさせなかっ
たのだが明暗を分けたのは5回の金足の決勝点。

 2アウト2塁でセンター前ヒットで2塁ランナーがホームに突入した
のだが、センターの位置取りが浅くバックホームはアウトのタイミン
グだったにも拘わらずマウンドで大きく跳ねてセーフになったわけで
ツキは金足にありという事を実感させた。

 第2試合:済美 2-5 大阪桐蔭

 2回に済美は桐蔭の柿木を攻め4番の内野安打を足場に四球でチャン
スを広げ6番のタイムリーで先制すると、3回までランナーを出しなが
ら得点できなかった桐蔭も4回に4番の四球と5番の内野安打にバントで
2・3塁とし7番のタイムリーとパスボールで逆転する。

 直後の5回に済美は1番が四球で出塁し1アウト後3番の3塁ゴロで一
気に3塁を狙ったランナーを刺そうとした送球が逸れて追い付くのだが、
その裏に桐蔭は1番と2番が連打で出塁し2アウト後5番が歩いた満塁から
6番の2点タイムリーで勝ち越すと相手エラーで一挙3点を挙げる。

 これで息を吹き返した柿木は6回以降2安打に済美打線を抑えて逃げ
切った。

 済美にとって悔やまれるのは2回のノーアウト1・2塁から6番のタイ
ムリーで先制しながら、なおもノーアウト1・2塁で連続三振の後に9番
がセンター前に打ち返したものの2塁ランナーがセンターからの好返球
で刺されて1点で止まったところ。

 ここで2・3点入っていると一気に済美ペースになっていたのだろう
が、そこを1点で凌げるのが大阪桐蔭の強さというのは言うまでもない
のだが…

 

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