2015選抜高校野球,第5日

82年ぶり松山東、初戦突破=健大高崎、天理も2回戦へ―選抜高校野球(時事通信) - goo ニュース

 今日の注目は第1試合の糸満-天理戦で九州大会準優勝の糸満が
近畿大会優勝の天理に挑む形になるのだが、最近の沖縄勢は近畿
代表に相性がいいので天理が有利ではあるが波乱も十分ありえる。

 第2試合は‘機動破壊’の健大高崎の機動力を中国王者の宇部
鴻城がどう凌ぐかだが、最近の山口県勢は群馬県勢相手に相性が
悪いのでそれを克服できるかというのもカギだ。

 第3試合は21世紀枠の松山東が昨夏のメンバーが多く残っている
二松学舎大付に挑む。

 松山東がどこまで食い下がれるか。

 第1試合:糸満 2-7 天理

 3回裏に天理が8番の2ベースを足場にバントと1番のタイムリーで
先制したものの盗塁失敗後に連打と四球で満塁のチャンスを潰すと、
直後の4回に糸満は2番がヒットで出塁し盗塁などで2アウト2塁から
5番の2ベースで追い付く。

 しかし天理は その裏に1アウトから7番&8番の短長打で勝ち越すと
6回にも6番&7番の短長打で3点目を挙げ、更に7回には2番が四球で
出塁しバント野選でノーアウト1・2塁を併殺でチャンスを潰したか
に思われた直後4番の2ランが出て勝負を決めた。

 糸満は1回と6回以外は毎回ランナーを出したものの要所を斎藤
から締められ9回に2つのエラーで2点目を挙げたのがやっと。

 6番以下の下位打線が糸満がヒット2本なのに対し天理は長打3本を
含む6安打というのが差を際立たせているし、3-1から7回に出た
4番の2ランが併殺でノーアウト1・2塁を潰したと思われた直後だっ
たので余計に効いた形だった。

 第2試合:宇部鴻城 1-9 健大高崎

 1回に高崎は四球で出塁した1番が盗塁などで2アウト3塁から4番の
タイムリーで先制すると、2回にも6番&7番の連打とエラーを絡め
1番の3ベースで4-0とリードを広げる。

 そして5回にヒットで出塁した3番が牽制で刺された直後に4番の
HRが出て5点目を挙げると7回にも四球で出た2番が盗塁の後に4番の
タイムリーで6-0とし、宇部の反撃を8回の3連打と2塁ゴロの間に
挙げた1点に抑え9回にもトドメの3点を追加し完勝。

 1回に四球で1番が出塁して盗塁と暴投で1アウト3塁で3番が三振
後に4番のタイムリーが出て先制し、6回の追加点も3番が牽制アウ
ト後に4番のHRと4番の活躍が大いに光った。

 宇部も4回までは3回を除き毎回ランナーを出し、特に2回に2ベー
スで出塁した4番が2アウト後7番のヒットでホームを突きアウトに
なったのが痛かった。

 第3試合:二松学舎大付 4-5 松山東

 3回まで四球1に抑えられていた松山は4回に2番が歩いて3番の
1塁線のゴロが切れずに内野安打でノーアウト1・2塁から死球で
満塁とし5番のタイムリーと7番のスクイズで2点を先行すると、
6回にも3番&4番の連打に盗塁を絡めノーアウト1・3塁から5番の
2ベースで4-1とリードを広げる。

 3回以外はランナーを出していた二松学舎も4回に4番のHRで
1点差とすると、6回には1アウトから3番&4番の短長打に死球で
満塁から6番&8番のタイムリーで3点を挙げ4-4の同点。

 ところが直後の7回に松山は1アウトからヒットで出塁した1番
が盗塁し四球で1・2塁から3番のタイムリーで勝ち越し、この
1点を守りきった。

 エースを含めて昨夏のメンバーが残り地力に勝ると思われた
二松学舎は1点差に追い上げた5回のノーアウト2塁と、8回の
ノーアウト1塁で進塁打すら打てずにランナーを進められなか
ったのが松山の亀岡を助ける形になった。

 3番と4番には長打を含むそれぞれ2安打を浴びながら8回まで
1番&2番の出塁を許さなかった亀岡のピッチングが最終的に
勝利を呼び込んだのだろう。

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