日本デビス杯本戦出場決定!

デビス杯、日本は本戦進出 西岡とダニエル勝ち、3勝2敗

 昨日まで中国の広州で開催されていたテニスのデビス杯本戦出場
決定戦で日本はダニエル太郎が2勝、西岡良仁が1勝を挙げ通算3勝
2敗で11月にスペインで行われる本戦への出場を決めた。

 今年からデビス杯は3日間から2日間に日程が短縮されただけで
なく5セットマッチから3セットマッチに変更されたため、以前な
ら最初に躓いても挽回できたのが立て直しが効きづらくなってい
る。

 とりあえず対戦相手の中国はランキングから行けば格下ではある
もののホームでの戦いは実力以上のものを発揮するため、先述した
ようにサーフェスに慣れぬ間にポイントを先取され勢いで押し切ら
れるリスクも十分ある。

 ラバー1はランキング66位の西岡と262位の李哲の対戦だったが
前日から気温が10℃下がるという悪条件の中で、パワフルな李のス
タイルに押されまくり第1セットを3-6、第2セットも2-6のスト
レートで敗れる最悪のスタートとなった。

 続くラバー2はランキング69位のダニエルが208位の張拓と対戦し
第1セット3-5から追い付いてタイブレークに持ち込み7-6で取る
と、第2セットも6-4取り2-0のストレート勝ちを収めたが西岡の
試合など危惧された展開で敗れダニエルも第1セットで先にブレーク
を許すなど一筋縄では行かない事を実感させる。

 そして2日目のダブルスのラバー3では内山靖崇&マクラクラン勉
ペアが第1セットを7-5で取り第2セットもマッチポイントまで追
い込みながら5-7で落とすと、第3セットも4-6で落とす痛い逆転
負けで1勝2敗と追い込まれる。

 ここでラバー4では前日ストレート負けを喫しただけでなく右太
腿付け根を痛めていた西岡が、17年ジュニア世界選手権王者の呉
易に6-2、6-0のストレートで勝ち嫌な流れを食い止める。

 ラバー5はダニエルと前日西岡にストレート勝ちした李哲の対戦
となり第1セットを6-3で取るも第2セットをタイブレークの末に
落し1-1から最終セットの第3ゲームをブレークして抜け出すと、
最終的に第8ゲームをブレークして5-3で取り2時間46分の大熱戦
の末に振り切った。

 やはり国別対抗戦になるとランキングがアテにならず特に地元の
チームは実力以上のものを発揮するという事を痛感させられる今回
のデビス杯本戦出場決定戦だった。

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