大荒れの大相撲名古屋場所

稀勢が苦しい2敗目 全勝の白鵬は歴代最多勝へあと「8」 鶴竜も1敗後退

 大相撲名古屋場所は今日で3日目となり今日は3人の大関と2人
の横綱が勝って上位陣安泰かと思われたのも束の間、横綱の鶴竜と
稀勢の里が敗れたのだった。

 今場所は初日に新大関の高安をはじめ豪栄道に照ノ富士の3大関
と日馬富士や稀勢の里ら2横綱3大関が敗れる波乱の初日だったが、
2日目も高安は勝ったものの2大関と日馬富士が敗れるなど流れが
悪い中で迎えた3日目も最後に横綱が立て続けに敗れたのだ。

 これで3日目を終えて通算最多勝を目指す横綱・白鵬のみが全勝を
守る形で‘荒れる名古屋場所’になっている。

 ちなみに三役では大関への足固めといわれている玉鷲や御嶽海の
両関脇に嘉風の3人が昨日まで連勝スタートだったが、3日目に玉
鷲-嘉風戦が組まれて嘉風が勝ったため玉鷲と御嶽海の2人に土が
付き全勝は白鵬と嘉風の2人になっている。

 稀勢の里の場合は場所前に古傷を再び痛めたため今場所は多くを
期待できないと思っていたし、今日の相手は昇進前から苦手にして
いた栃ノ心だったし初日の御嶽海も勢いがあったので仕方ないかも
しれないが今のままでは日馬富士同様に途中休場の可能性もある。

 鶴竜は相変わらず強いのか弱いのか分からない取り口で今日は初
日に高安を破った北勝富士に不覚を取っており、優勝争いはできて
も優勝となると厳しいものがあるだろう。

 高安以外の大関は今場所カド番のプレッシャーから開放されたの
が仇になっているのか全く精彩がない。

 こうなると白鵬が魁皇の持つ通算最多勝利まで8勝と迫っている
事が高いモチベーションを保っているように見えるので、今場所の
横綱大関陣の中で唯一の全勝というのも頷けるし当面 白鵬を中心
として優勝争いは展開されるのだろう。

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