ストレイジの解散に ついて

 ウルトラマンZの21話ラストでクリヤマ長官はケルビム編での
ストレイジの命令違反を受けて、ストレイジの解散を宣言する。

 ウルトラ作品で防衛チームの解散というのは第1期では皆無では
あったのに対し第2期では帰ってきたウルトラマンのMATが岸田長
官をはじめとした上層部から、解散をチラつかされた事が度々ある
だけでなくレオに登場したMACは円盤生物シルバーブルーメの襲撃
により全滅の憂き目に遭っている。

 レオでは以降おおとりゲンが美山家に居候する形で単独で円盤生
物と戦うのだが、何ともスパイスが効いてない料理のような感覚で
ウルトラには防衛チームが必要不可欠だと実感したものだ。

 そんな中で一旦解散させられながらレジスタンス的な行動で基地
を爆破し最終的な地球防衛機能を掌握したのが、平成セブンのウル
トラ警備隊である。

 平成セブンの最終シリーズとなったEVOLUTION5部作ではゴドラ
星人とペガッサ星人の残党が造反したイナガキ参謀の手引きで地球
防衛軍の一般退院達と秘かにすり替わり、防衛軍自体を掌握しただ
けでなくウルトラ警備隊を解散に追い込むというもので最終的には
ウルトラ警備隊員が反乱を起こし重要機密であるオメガファイルを
奪うと基地に爆弾を仕掛けて爆破させるというもの。

 今回ウルトラマンZの22話は解散に追い込まれたストレイジの隊
員達がどうやって基地を奪回するのかが焦点だし、退役していたセ
ブンガーの復活というのも基地奪回作戦の一環ではないかと思った
りする。

 ちなみにストレイジを解散に追い込むクリヤマ長官だが本来なら
こういった強硬派ではないはずだが、21話の前半ラストでセレブロ
が寄生したアサノとクリヤマが交錯しているのを見ると案外セレブ
ロがクリヤマに寄生しているのかもしれないと思った次第で何とな
く平成セブン的な雰囲気になってきた感がある。

 ウルトラマンZはセブンの息子であるゼロの弟子にあたるのだが、
まさか平成セブンのプロットがZに適応させるかもしれないとは思
わなかった。

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