ホークス最終戦での劇的優勝

ソフトバンク、３年ぶりＶ＝２０年ぶり最終戦決着―プロ野球(時事通信) - goo ニュース

　今日ヤフオクドームで行われたホークスの最終戦でホークスが
2位のバファローズ相手に延長10回に松田宣浩が1アウト満塁から
サヨナラタイムリーを放ち2－1で勝って3年ぶりのリーグ優勝を
決めた。

　巷では直前まで5連敗し10試合で1勝9敗と大失速したホークス
に対し、決して調子はよくないものの敵地で2試合連続で逆転勝
ちしているバファローズの方が勢いがあるのではという声が多く
実際負ければバファローズにマジック1が点灯するという状況で
の試合だった。

　ただ10月に入り月が変わればツキも変わるといわれるし3日間の
休みでリフレッシュされているのではないかと思ったのだ。

　まるで20年前にジャイアンツとドラゴンズがシーズン最終戦で
勝った方が優勝という状況だった10，8決戦を髣髴せる雰囲気の
中で試合が始まると、2回にバファローズが1アウトから5番・竹原
がフェンス直撃2ベースを打ち2アウト後に川端のセンター前ヒット
で竹原が突っ込めずに無得点。

　その裏のホークスが1アウト1塁から吉村の打った打球が高い
バウンドで1塁手の頭を越す2ベースから先制したのを見ると、
竹原の一打はHRでもおかしくなかったし川端のセンター前も2ア
ウトだった事もあり1点モノだと思っていたのでホークスにツキが
あったと思う。

　実際に10回にもクローザーのサファテが2イニング目に同点タイ
ムリーを放った先頭打者の原を歩かせ1アウト2塁から2アウト後、
安達からセンター前に打ち返されたものの2回に続いてホームに
突入できず嫌な打者の糸井には死球で満塁にした後に当たって
ないペーニャに回って天井直撃のフライを今宮がキャッチしたの
だから 余計にその感を強くした。

　7回裏の2アウト1・2塁で得点できなかった時点で優勝するには
サヨナラしかないとなると松田や柳田のサヨナラHRあたりになる
のかと思っていたら、最終的に3つの四球で1アウト満塁から松田
に回ってきたので‘ここで決まるな’というカンが当たった。

‘終わりよければ全てよし’とは言うが終わってみれば痺れるような
状況下での優勝は3年前の優勝以上に嬉しいものがある。

　ホークスの皆さん、本当におめでとうございます。