相変わらず中庸のないスポーツ報道

 先日ダブリンで行われたラグビーテストマッチの日本ーアイルラ ンド戦で日本はアイルランド相手に5ー60で大敗したのだが、ヨー ロッパ遠征に出発する前は‘今度こそ敵地での勝利を’的な報道が目立 っていたのが敗れると‘惨敗’だの‘‘23年W杯に暗雲’だの一気にネガテ ィブな報道一色になったのには苦笑するしかない。  最近のマスコミはダブルスタンダードを批判されているのだがス ポーツ報道も然りで目一杯持ち上げたかと思うと、今度は徹底的に 非難するというのが最早お家芸になっており今回の日本ーアイルラ ンド戦も然りで彼らの辞書に中庸という言葉はないようだ。  そもそも今回の大敗は試合前から十分予想されたもので、個人的 にも‘大敗しなければいいが’とは思っていた。 . . . 本文を読む
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ダニエル・クレイグ版007と平成セブン

 カジノロワイヤルから始まったダニエル・クレイグ版007がノー ・タイム・トゥ・ダイで終わったのだが、カジノロワイヤルから始 まる5部作を見事に締めくくってくれたという感じだ。  もともと007はイアン・フレミングの原作を映像化しておりアル バート・ブロッコリとハリー・サルツマンの共同プロデューサーだ ったのが、リアリティやロマンス路線の女王陛下の007を主導した サルツマン系よりも荒唐無稽で派手な展開のブロッコリ系のダイヤ モンドは永遠に以降の作品に路線が分かれていたらしい。  そしてダニエル・クレイグ版になってからはボンド自体が女王陛 下のジョージ・レーゼンビーが演じたボンドのような雰囲気があり、 ボンド役の交代を路線変更に結びつけたのかと思ったのだ。  これを見て思ったのは平成セブンである。 . . . 本文を読む
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