ひとをのろわばあなふたつ。
この言葉をわたしがはじめてひとの口からきいたのは、前の夫の母親からだった。
前の夫がやたらと、恨みある人間の悪口をならべたてたとき、
ひとをのろわばあなふたつ、いうて、自分もひどいめにあう、
といましめていたときだった。
でも、今夜のわたしは、それそのもの。
いつものように、意地悪とつっかかりで、いまからそっちへいく、というおっとに、あの軽トラで⁉ガスボンベ積んでるのに大雨ふるなかくるのか?
事故ればいい❗
とラインした。
もちろん、売り言葉に買い言葉だ。
そういうことまで言わせるのは、むこうだ。
ほんとうにもうこんな会話はうんざりだ‼
しつこく、ラインを送ってきたが、もうみるのもいやだ。
また売り言葉を買い、言いたくもない言葉を放ってしまうから
そんな私自身にもうんざりする。
いまごろ、夫は猛烈な寂しさのなかだろう。
寂しいといえずに、いらんうんちくや怒りで表現してるだけの、ただの不器用なやつだと理解はしている。
しかし、いわれると、うんざりしてきて、つい、言い返してしまう
もし、次の高速で事故れば、
遠退く意識のなかで、せんだっての前の夫の母の言葉があたまのなかで響くのだろう。
でもわたしは
守らねばならない、
なんとしても。
夫の代わりはいくらもいる。
でも、私の子供のかわりはもうない。
いまいてる三人だけなんだ。
夫も冷静になればまともなことを言えるひとではある。
なので、ここはこれぐらいいって突き放すぐらいでないと
向こうにはなにも響かない。
これで私を見限るなら、それはそれでもういい。
もう、これ以上はわたしも無理だ。
いろんなことに、さまざまなことに
わたしは耐えてきたつもりだ。
もう、いいかな、と
思えてきた。
もういいや。
これまでも
わたしは十分おっとをゆるし、頑張ってきたとおもう。
誰も認めなくても、わたしひとりだけでもそう思える❗
この言葉をわたしがはじめてひとの口からきいたのは、前の夫の母親からだった。
前の夫がやたらと、恨みある人間の悪口をならべたてたとき、
ひとをのろわばあなふたつ、いうて、自分もひどいめにあう、
といましめていたときだった。
でも、今夜のわたしは、それそのもの。
いつものように、意地悪とつっかかりで、いまからそっちへいく、というおっとに、あの軽トラで⁉ガスボンベ積んでるのに大雨ふるなかくるのか?
事故ればいい❗
とラインした。
もちろん、売り言葉に買い言葉だ。
そういうことまで言わせるのは、むこうだ。
ほんとうにもうこんな会話はうんざりだ‼
しつこく、ラインを送ってきたが、もうみるのもいやだ。
また売り言葉を買い、言いたくもない言葉を放ってしまうから
そんな私自身にもうんざりする。
いまごろ、夫は猛烈な寂しさのなかだろう。
寂しいといえずに、いらんうんちくや怒りで表現してるだけの、ただの不器用なやつだと理解はしている。
しかし、いわれると、うんざりしてきて、つい、言い返してしまう
もし、次の高速で事故れば、
遠退く意識のなかで、せんだっての前の夫の母の言葉があたまのなかで響くのだろう。
でもわたしは
守らねばならない、
なんとしても。
夫の代わりはいくらもいる。
でも、私の子供のかわりはもうない。
いまいてる三人だけなんだ。
夫も冷静になればまともなことを言えるひとではある。
なので、ここはこれぐらいいって突き放すぐらいでないと
向こうにはなにも響かない。
これで私を見限るなら、それはそれでもういい。
もう、これ以上はわたしも無理だ。
いろんなことに、さまざまなことに
わたしは耐えてきたつもりだ。
もう、いいかな、と
思えてきた。
もういいや。
これまでも
わたしは十分おっとをゆるし、頑張ってきたとおもう。
誰も認めなくても、わたしひとりだけでもそう思える❗