お待たせいたしました~
中断していたフライブルクレポート7月2日で~す。
今回はドイツ最大の住宅メーカーの展示場へ行って来ました!
コチラ
【このお話しの登場人物は・・・】
僕
なでしこ大躍進はラッキーボーイの訪独が原因か!?
中断していたフライブルクレポート7月2日で~す。
今回はドイツ最大の住宅メーカーの展示場へ行って来ました!
コチラ
【このお話しの登場人物は・・・】
僕
なでしこ大躍進はラッキーボーイの訪独が原因か!?
ツアー二日目。今日からがホンチャンです。
一般社団法人クラブヴォーバンという名からもわかるように
フライブルクを知るにはヴォーバン地区知らずして語ることなかれ
環境都市を語るにはヴォーバンを知らずして語ることなかれです。
それくらいこのヴォーバン地区は世界一環境的とりくみに果敢にチャレンジして
成功を収めた素晴らしい地区なんです。
そのヴォーバンへ向かう路面電車と城壁のようなたたずまいが絶妙にマッチしていて
機関車トーマスを彷彿させてくれて、マックもいい感じで馴染んでいます。
これに揺られながらフライブルクを見物するとディズニーランドのアトラクションに
乗っているような感覚でファンタジーチックでとても楽しいです。
ヴォーバンに到着するといきなりコレ↓↓↓
何だと思います?
これを説明する前にヴォーバンの成り立ちの説明が必要です。
そもそも、フライブルクはフランス、スイスの国境のドイツ最南端都市
人口約21万人ちょいで市の1割の約2.2万人の学生が住んでいます。
第二次世界大戦敗戦後長くフランスの兵舎でした。
やがてトキが経ちドイツ政府へ返還されることになり
トキのドイツ政府はここを更地にして新しい住宅地をつくる予定でした。
しかし、それに反対する環境活動家がこの兵舎を不法占拠し
ドイツ政府とはまったく異なる発想の環境配慮型の住宅地をつくろうと抗議しました。
また、フライブルク市議のみどりの党員や社会民主党党員のバックアップも受け
ついには自分たちの力でまちづくりの権利を勝ち取ったのです。
で、上の写真。
これは今現在商業ビルが建つ予定地にこれを反対する車上生活者達が
当時と同じように占拠していんですね。
普通、こういうのは住民が迷惑がるのですがそもそも住民自体先に書いたとおり
不法占拠して自分たちのまちを勝ち取ってきて過去もあるので
彼らヒッピーみたいな人を応援というか同情しているんです。
でも、村上敦さん曰く「そもそものマスタープランにここは商業ビルとして予定されているので
残念ながら彼らはトキが来れば強制排除されるでしょう」と。
さて、有志の力で勝ち取ったまちづくりはどんなもんでしょう
彼らはプラン作成にあたりまずはここに生えている木をすべて地図に大きさ、位置等々を
書き込みました。
つまり、これら樹木を排除せず、むしろこの樹木中心に道路や建物を計画したんです!
ナノデ、↓↓↓こ~んな大きな菩提樹が君臨し
夏の日射を遮り、冬には落葉し目一杯の日光を部屋にそぞぎ込み
空気を浄化してくれているんですよね。
そして、限りなくクルマを排除しよう!
ということで、公共交通機関、特に路面電車をメインに計画しました。
時刻表がいらないくらい頻繁に電車が来ます。
5分に1本が電車、7分に1本がバスといった具合に。しかも駅は自宅から300m圏内にあり
だれでも歩いてそこに行けるんですね。
数少ないマイカー所有者はたっか~い駐車場を買わなくてはならず
しかも電車駅より遠いところにあるので不便です。
要はクルマが逆に負担と感じさせることでクルマを徹底排除する仕組みにしてあるんですね。
これが実現できる最大の“キモ”は地域完結型社会を実現できているからなんですね。
つまり、ここで雇用を600人生み、スーパーや生活関連の店舗や託児所等々が
あり、住民はわざわざよその土地へ行くことなく、ヴォーバンですべてコト足りるように
なっているんですね。
路面電車も5分間隔に来なくてはならないとなるとそれなりの需要がないと
経営できないですよね。でも、写真の通りこうやって住民たちが
列をなして乗ってくれるので経営的にも問題なくやっていけるのです。
今、被災地の復興プランが中央でいろいろ出ていますが
仮設住宅の問題もそう!雇用がなければ持続可能なまちづくりなど出来ないンですよね。
僕としては今回の旅は我が第二の故郷福島のために少しでも役に立てるような
勉強をしたいというテーマも抱えてやってきましたので
このヴォーバン住宅地はすべてにおいてリアルに参考になるんです。
ヴォーバンといえばはいコレ↓↓↓
そう、ありとあらゆる建物に取り付けらた太陽光パネル!
実はここの所有者のものではなくほとんどが市民ファンドによってつくられたものばかりなんです。
ナノデ全量買い取りのドイツでは買電は全額ファンドに行き、その収益利回りを計算すると
5~6%なんですね。下手な銀行に貯金しているよりもずっとお得で確実なんですね。
銀行は倒産してもおひさまはいつも照り続けてくれてるでしょ♪
20年後には住居所有者のものになるので、家主はただで屋根材が調達でき
なおかつ、買電収入も得られるのでみんなにメリットがある素晴らしい仕組みですよね。
軒もしっかり出てるので夏場の高い角度の日射を完全遮蔽します。
実に合理的でございますよね^^
↑これは子供の遊び道路。宅急便や特別の用事以外はクルマは進入禁止です
↑これはゴミ箱。でも各家庭にIDカードが発行され、週に出せるゴミの量が決められています
オーバーするとロックがかかり出せなくなっているんですね
郵便配達ももちろんチャリ!雨でもです。
このチャリもかっこよかったな~
子供の遊び場には必ずポンプ(上水)があり、それを出しながら
その水の道がしたの泥んこ遊びに注がれるので、水も飲めるし泥んこもできるし
子供ならめっちゃ楽しい場所がいたるところにあるんですね~
我が子も泥んこ遊びが大好きなのでこんなとこきたら
「ニッポンに帰りたくな~いっ」て言われそうです^^
“コンポスト生垣”。すごいですよね~。剪定した枝をそのまま柵に使っちゃうんですよ
上に上に積んでいき、下のはバクテリアに分解されながら消えてゆく。
小さな小動物もそこに集まりビオトープを形成する。
お金をかけずに目で楽しめる素晴らしいアイデアですよね。
そして、午後から1999年に建てられたパッシブハウス第1号集合住宅に行きました。
今から12年前にコーポラティブ方式で建てられたこの住宅に自ら住んでいる
フェルディナート・ビゼリさんにレクチャーいただきました。
画面左。
南面50%以上を窓にしなくてはならないきまりがあり、ここもそれをやっていて
そんだけの大開口だと熱ロスも大きいため超高性能の木製三層サッシが使われます。
壁には350mmグラスウール、天井・床には400mm
熱交換換気は当時で80%の交換率
更に太陽温水パネルは給湯の70%をつくり、太陽光パネルは廊下の屋根の代わりにつけただけ
なのでこれは隣の住宅管理者に売電してるんですって!
地下には天然ガスのコージェネもあり、ビゼリ家の年間の光熱費はなんとたったの・・・
おっと、時間が来てしまいました。
これから30日黒い森見学に行ってきますので
続きはまたあとで!
【このお話の登場人物は…】
僕
あ~どんどんレポートがたまっていく~
ビゼリ家の年間の光熱費はナント!
¥28,000!!!!
秘訣は先に書いたとおりですが
更にすごいのが写真にもある共有ドライルームには共有の洗濯機・乾燥機
これも個人で買うとなかなか買えない高価な超省エネタイプのものです
1999年に建てられたこの集合住宅は
当時ドイツの平均的な住宅の80%CO2削減を計画したものなんです
20%でなく80%ですよ!
超高気密高断熱仕様で、温水ソーラーやコージェネ、太陽光を搭載しても
コストは7%UPくらいの計算で、これでも20年で元が取れると。
で、当時から天然ガスは3倍、電気代は2倍になったので
もうすでに、元は取れちゃったそうです。
今は他の平均的なドイツ住宅より省エネなので
どんどん差が開きお得貯金が日に日に増えるということですね。
40平米の温水ソーラー。単純計算で1平米に対して一人分の給湯が賄えます
ノデ40人分で70%のお湯をここで供給します。
バッファ。これはソーラーでつくった予備のお湯タンクで
3日分のお湯が備蓄されています。
エネルギーロスを極力抑えるために管をおおう断熱材も,ものっそい分厚いです!!
↑天然ガスのコージェネ。
16kw/hのお湯をつくると同時に5kw/hの電気もつくっちゃいます。
ただ、ほとんどは温水ソーラでお湯がつくれるのでこれの稼働月は10月~5月で
約40人分ですね。
80%の熱交換率の換気システム。
ビゼリ氏曰く「ヒートポンプがすごいっていうけど、
頑張ってもCOP3だろ。これはCOPでいえば10だから、こっちのほうがすごいよね」と。
お次は↓↓↓なんだと思います??
画面左からコージェネ用の排気
中央生活者用排気
右生活者用給気
部屋の暖房はこの小さなパネルヒーター1台のみ!
もっとも、これすら補助的でふだんおひさまさえ入れば無暖房でOKだと。
冷房もここんとこ30℃オーバーが続いたにも関わらず
室内温度は22~3℃と。
これは天井壁床に“畜冷”の技術が取り入れられていて
夜間の冷えた外気を導入して貯めて、それを日中の温度上昇対抗を実現させているんですね
ニッポンでこれが出来るかといえば夜間でも30℃下回らなかったり
下がっても2~3℃なら少し難しいようです。
われわれ高気密高断熱屋は『夏を制したものが世界を制す』を合言葉?に
夏の冷房対策を色々研究しているので、うまくイイトコどり出来ないものか。。。
地域暖房プラント。地元エネルギー会社と市との3セクで
エネルギー源は木質チップ。これで5,500人分の暖房湯をつくっています。
コージェネなので400kw/hの電気も同時につくる。
ヴォーバンの電力供給の50%がコレ!
45%はスイスの水力発電、残り5%が太陽光。
てなことでじぇ~んぶ自然エネルギー!!!スゴイ。
ビゼリさんと別れて別場所を視察↓↓↓
手動式日射遮蔽シャッター
カラフルでもとても上品です。
未来の断熱材?“真空断熱”!
村上敦さんもチト疲れ気味か^^
いろんな情報がバンバン入ってきて脳がパンク状態(僕だけ!?)
になってきたのでここいらで休憩!
フライブルク1といわれているアイスクリーム屋さんで
おっさんだらけのアイスクリームブレイク!
最後のプログラムでは
エコテストマガジンの特集執筆も担当しているという
室内化学物質のスペシャリストSentinelHausへ行きました。
ドイツでは12歳以下のアレルギー罹患率が30%超え、イギリスは50%という現状から
EUでは2013年にTVOCの基準値を300~1,000以下にするという
規制を決めたそうです。
通常の家が3~4,000という数値だけにかなりキツイ基準だと。
ニッポンはシックハウス法でホルムアルデヒドを筆頭に13の化学物質のみですが
EUでは180種類の中からより身体に影響のあるものを中心にチェックをするそうです。
やはりパッシブハウスのように超高気密高断熱化による
シックハウスの影響はあるので、こっちの規制も厳しくかけないと
いかん!ちゅーわけですよね。
てなことで濃厚な1日が終了しました
あとはビアホールで大好きなビ~ルを堪能させていただきました♪
【このお話の登場人物は…】
僕
ポチっとよろしゅ~
一般社団法人クラブヴォーバンという名からもわかるように
フライブルクを知るにはヴォーバン地区知らずして語ることなかれ
環境都市を語るにはヴォーバンを知らずして語ることなかれです。
それくらいこのヴォーバン地区は世界一環境的とりくみに果敢にチャレンジして
成功を収めた素晴らしい地区なんです。
そのヴォーバンへ向かう路面電車と城壁のようなたたずまいが絶妙にマッチしていて
機関車トーマスを彷彿させてくれて、マックもいい感じで馴染んでいます。
これに揺られながらフライブルクを見物するとディズニーランドのアトラクションに
乗っているような感覚でファンタジーチックでとても楽しいです。
ヴォーバンに到着するといきなりコレ↓↓↓
何だと思います?
これを説明する前にヴォーバンの成り立ちの説明が必要です。
そもそも、フライブルクはフランス、スイスの国境のドイツ最南端都市
人口約21万人ちょいで市の1割の約2.2万人の学生が住んでいます。
第二次世界大戦敗戦後長くフランスの兵舎でした。
やがてトキが経ちドイツ政府へ返還されることになり
トキのドイツ政府はここを更地にして新しい住宅地をつくる予定でした。
しかし、それに反対する環境活動家がこの兵舎を不法占拠し
ドイツ政府とはまったく異なる発想の環境配慮型の住宅地をつくろうと抗議しました。
また、フライブルク市議のみどりの党員や社会民主党党員のバックアップも受け
ついには自分たちの力でまちづくりの権利を勝ち取ったのです。
で、上の写真。
これは今現在商業ビルが建つ予定地にこれを反対する車上生活者達が
当時と同じように占拠していんですね。
普通、こういうのは住民が迷惑がるのですがそもそも住民自体先に書いたとおり
不法占拠して自分たちのまちを勝ち取ってきて過去もあるので
彼らヒッピーみたいな人を応援というか同情しているんです。
でも、村上敦さん曰く「そもそものマスタープランにここは商業ビルとして予定されているので
残念ながら彼らはトキが来れば強制排除されるでしょう」と。
さて、有志の力で勝ち取ったまちづくりはどんなもんでしょう
彼らはプラン作成にあたりまずはここに生えている木をすべて地図に大きさ、位置等々を
書き込みました。
つまり、これら樹木を排除せず、むしろこの樹木中心に道路や建物を計画したんです!
ナノデ、↓↓↓こ~んな大きな菩提樹が君臨し
夏の日射を遮り、冬には落葉し目一杯の日光を部屋にそぞぎ込み
空気を浄化してくれているんですよね。
そして、限りなくクルマを排除しよう!
ということで、公共交通機関、特に路面電車をメインに計画しました。
時刻表がいらないくらい頻繁に電車が来ます。
5分に1本が電車、7分に1本がバスといった具合に。しかも駅は自宅から300m圏内にあり
だれでも歩いてそこに行けるんですね。
数少ないマイカー所有者はたっか~い駐車場を買わなくてはならず
しかも電車駅より遠いところにあるので不便です。
要はクルマが逆に負担と感じさせることでクルマを徹底排除する仕組みにしてあるんですね。
これが実現できる最大の“キモ”は地域完結型社会を実現できているからなんですね。
つまり、ここで雇用を600人生み、スーパーや生活関連の店舗や託児所等々が
あり、住民はわざわざよその土地へ行くことなく、ヴォーバンですべてコト足りるように
なっているんですね。
路面電車も5分間隔に来なくてはならないとなるとそれなりの需要がないと
経営できないですよね。でも、写真の通りこうやって住民たちが
列をなして乗ってくれるので経営的にも問題なくやっていけるのです。
今、被災地の復興プランが中央でいろいろ出ていますが
仮設住宅の問題もそう!雇用がなければ持続可能なまちづくりなど出来ないンですよね。
僕としては今回の旅は我が第二の故郷福島のために少しでも役に立てるような
勉強をしたいというテーマも抱えてやってきましたので
このヴォーバン住宅地はすべてにおいてリアルに参考になるんです。
ヴォーバンといえばはいコレ↓↓↓
そう、ありとあらゆる建物に取り付けらた太陽光パネル!
実はここの所有者のものではなくほとんどが市民ファンドによってつくられたものばかりなんです。
ナノデ全量買い取りのドイツでは買電は全額ファンドに行き、その収益利回りを計算すると
5~6%なんですね。下手な銀行に貯金しているよりもずっとお得で確実なんですね。
銀行は倒産してもおひさまはいつも照り続けてくれてるでしょ♪
20年後には住居所有者のものになるので、家主はただで屋根材が調達でき
なおかつ、買電収入も得られるのでみんなにメリットがある素晴らしい仕組みですよね。
軒もしっかり出てるので夏場の高い角度の日射を完全遮蔽します。
実に合理的でございますよね^^
↑これは子供の遊び道路。宅急便や特別の用事以外はクルマは進入禁止です
↑これはゴミ箱。でも各家庭にIDカードが発行され、週に出せるゴミの量が決められています
オーバーするとロックがかかり出せなくなっているんですね
郵便配達ももちろんチャリ!雨でもです。
このチャリもかっこよかったな~
子供の遊び場には必ずポンプ(上水)があり、それを出しながら
その水の道がしたの泥んこ遊びに注がれるので、水も飲めるし泥んこもできるし
子供ならめっちゃ楽しい場所がいたるところにあるんですね~
我が子も泥んこ遊びが大好きなのでこんなとこきたら
「ニッポンに帰りたくな~いっ」て言われそうです^^
“コンポスト生垣”。すごいですよね~。剪定した枝をそのまま柵に使っちゃうんですよ
上に上に積んでいき、下のはバクテリアに分解されながら消えてゆく。
小さな小動物もそこに集まりビオトープを形成する。
お金をかけずに目で楽しめる素晴らしいアイデアですよね。
そして、午後から1999年に建てられたパッシブハウス第1号集合住宅に行きました。
今から12年前にコーポラティブ方式で建てられたこの住宅に自ら住んでいる
フェルディナート・ビゼリさんにレクチャーいただきました。
画面左。
南面50%以上を窓にしなくてはならないきまりがあり、ここもそれをやっていて
そんだけの大開口だと熱ロスも大きいため超高性能の木製三層サッシが使われます。
壁には350mmグラスウール、天井・床には400mm
熱交換換気は当時で80%の交換率
更に太陽温水パネルは給湯の70%をつくり、太陽光パネルは廊下の屋根の代わりにつけただけ
なのでこれは隣の住宅管理者に売電してるんですって!
地下には天然ガスのコージェネもあり、ビゼリ家の年間の光熱費はなんとたったの・・・
おっと、時間が来てしまいました。
これから30日黒い森見学に行ってきますので
続きはまたあとで!
【このお話の登場人物は…】
僕
あ~どんどんレポートがたまっていく~
ビゼリ家の年間の光熱費はナント!
¥28,000!!!!
秘訣は先に書いたとおりですが
更にすごいのが写真にもある共有ドライルームには共有の洗濯機・乾燥機
これも個人で買うとなかなか買えない高価な超省エネタイプのものです
1999年に建てられたこの集合住宅は
当時ドイツの平均的な住宅の80%CO2削減を計画したものなんです
20%でなく80%ですよ!
超高気密高断熱仕様で、温水ソーラーやコージェネ、太陽光を搭載しても
コストは7%UPくらいの計算で、これでも20年で元が取れると。
で、当時から天然ガスは3倍、電気代は2倍になったので
もうすでに、元は取れちゃったそうです。
今は他の平均的なドイツ住宅より省エネなので
どんどん差が開きお得貯金が日に日に増えるということですね。
40平米の温水ソーラー。単純計算で1平米に対して一人分の給湯が賄えます
ノデ40人分で70%のお湯をここで供給します。
バッファ。これはソーラーでつくった予備のお湯タンクで
3日分のお湯が備蓄されています。
エネルギーロスを極力抑えるために管をおおう断熱材も,ものっそい分厚いです!!
↑天然ガスのコージェネ。
16kw/hのお湯をつくると同時に5kw/hの電気もつくっちゃいます。
ただ、ほとんどは温水ソーラでお湯がつくれるのでこれの稼働月は10月~5月で
約40人分ですね。
80%の熱交換率の換気システム。
ビゼリ氏曰く「ヒートポンプがすごいっていうけど、
頑張ってもCOP3だろ。これはCOPでいえば10だから、こっちのほうがすごいよね」と。
お次は↓↓↓なんだと思います??
画面左からコージェネ用の排気
中央生活者用排気
右生活者用給気
部屋の暖房はこの小さなパネルヒーター1台のみ!
もっとも、これすら補助的でふだんおひさまさえ入れば無暖房でOKだと。
冷房もここんとこ30℃オーバーが続いたにも関わらず
室内温度は22~3℃と。
これは天井壁床に“畜冷”の技術が取り入れられていて
夜間の冷えた外気を導入して貯めて、それを日中の温度上昇対抗を実現させているんですね
ニッポンでこれが出来るかといえば夜間でも30℃下回らなかったり
下がっても2~3℃なら少し難しいようです。
われわれ高気密高断熱屋は『夏を制したものが世界を制す』を合言葉?に
夏の冷房対策を色々研究しているので、うまくイイトコどり出来ないものか。。。
地域暖房プラント。地元エネルギー会社と市との3セクで
エネルギー源は木質チップ。これで5,500人分の暖房湯をつくっています。
コージェネなので400kw/hの電気も同時につくる。
ヴォーバンの電力供給の50%がコレ!
45%はスイスの水力発電、残り5%が太陽光。
てなことでじぇ~んぶ自然エネルギー!!!スゴイ。
ビゼリさんと別れて別場所を視察↓↓↓
手動式日射遮蔽シャッター
カラフルでもとても上品です。
未来の断熱材?“真空断熱”!
村上敦さんもチト疲れ気味か^^
いろんな情報がバンバン入ってきて脳がパンク状態(僕だけ!?)
になってきたのでここいらで休憩!
フライブルク1といわれているアイスクリーム屋さんで
おっさんだらけのアイスクリームブレイク!
最後のプログラムでは
エコテストマガジンの特集執筆も担当しているという
室内化学物質のスペシャリストSentinelHausへ行きました。
ドイツでは12歳以下のアレルギー罹患率が30%超え、イギリスは50%という現状から
EUでは2013年にTVOCの基準値を300~1,000以下にするという
規制を決めたそうです。
通常の家が3~4,000という数値だけにかなりキツイ基準だと。
ニッポンはシックハウス法でホルムアルデヒドを筆頭に13の化学物質のみですが
EUでは180種類の中からより身体に影響のあるものを中心にチェックをするそうです。
やはりパッシブハウスのように超高気密高断熱化による
シックハウスの影響はあるので、こっちの規制も厳しくかけないと
いかん!ちゅーわけですよね。
てなことで濃厚な1日が終了しました
あとはビアホールで大好きなビ~ルを堪能させていただきました♪
【このお話の登場人物は…】
僕
ポチっとよろしゅ~
前篇からの続きです。前篇読んでない方は読んできてくださいー。
・・・はい、読みましたね!では先に進みましょう。
ビゼリ家の年間の光熱費はナント!
¥28,000!!!!
秘訣は先に書いたとおりですが
更にすごいのが写真にもある共有ドライルームには共有の洗濯機・乾燥機
これも個人で買うとなかなか買えない高価な超省エネタイプのものです
1999年に建てられたこの集合住宅は
当時ドイツの平均的な住宅の80%CO2削減を計画したものなんです
20%でなく80%ですよ!
超高気密高断熱仕様で、温水ソーラーやコージェネ、太陽光を搭載しても
コストは7%UPくらいの計算で、これでも20年で元が取れると。
で、当時から天然ガスは3倍、電気代は2倍になったので
もうすでに、元は取れちゃったそうです。
今は他の平均的なドイツ住宅より省エネなので
どんどん差が開きお得貯金が日に日に増えるということですね。
40平米の温水ソーラー。単純計算で1平米に対して一人分の給湯が賄えます
ノデ40人分で70%のお湯をここで供給します。
バッファ。これはソーラーでつくった予備のお湯タンクで
3日分のお湯が備蓄されています。
エネルギーロスを極力抑えるために管をおおう断熱材も,ものっそい分厚いです!!
↑天然ガスのコージェネ。
16kw/hのお湯をつくると同時に5kw/hの電気もつくっちゃいます。
ただ、ほとんどは温水ソーラでお湯がつくれるのでこれの稼働月は10月~5月で
約40人分ですね。
80%の熱交換率の換気システム。
ビゼリ氏曰く「ヒートポンプがすごいっていうけど、
頑張ってもCOP3だろ。これはCOPでいえば10だから、こっちのほうがすごいよね」と。
お次は↓↓↓なんだと思います??
画面左からコージェネ用の排気
中央生活者用排気
右生活者用給気
部屋の暖房はこの小さなパネルヒーター1台のみ!
もっとも、これすら補助的でふだんおひさまさえ入れば無暖房でOKだと。
冷房もここんとこ30℃オーバーが続いたにも関わらず
室内温度は22~3℃と。
これは天井壁床に“畜冷”の技術が取り入れられていて
夜間の冷えた外気を導入して貯めて、それを日中の温度上昇対抗を実現させているんですね
ニッポンでこれが出来るかといえば夜間でも30℃下回らなかったり
下がっても2~3℃なら少し難しいようです。
われわれ高気密高断熱屋は『夏を制したものが世界を制す』を合言葉?に
夏の冷房対策を色々研究しているので、うまくイイトコどり出来ないものか。。。
地域暖房プラント。地元エネルギー会社と市との3セクで
エネルギー源は木質チップ。これで5,500人分の暖房湯をつくっています。
コージェネなので400kw/hの電気も同時につくる。
ヴォーバンの電力供給の50%がコレ!
45%はスイスの水力発電、残り5%が太陽光。
てなことでじぇ~んぶ自然エネルギー!!!スゴイ。
ビゼリさんと別れて別場所を視察↓↓↓
手動式日射遮蔽シャッター
カラフルでもとても上品です。
未来の断熱材?“真空断熱”!
村上敦さんもチト疲れ気味か^^
いろんな情報がバンバン入ってきて脳がパンク状態(僕だけ!?)
になってきたのでここいらで休憩!
フライブルク1といわれているアイスクリーム屋さんで
おっさんだらけのアイスクリームブレイク!
最後のプログラムでは
エコテストマガジンの特集執筆も担当しているという
室内化学物質のスペシャリストSentinelHausへ行きました。
ドイツでは12歳以下のアレルギー罹患率が30%超え、イギリスは50%という現状から
EUでは2013年にTVOCの基準値を300~1,000以下にするという
規制を決めたそうです。
通常の家が3~4,000という数値だけにかなりキツイ基準だと。
ニッポンはシックハウス法でホルムアルデヒドを筆頭に13の化学物質のみですが
EUでは180種類の中からより身体に影響のあるものを中心にチェックをするそうです。
やはりパッシブハウスのように超高気密高断熱化による
シックハウスの影響はあるので、こっちの規制も厳しくかけないと
いかん!ちゅーわけですよね。
てなことで濃厚な1日が終了しました
あとはビアホールで大好きなビ~ルを堪能させていただきました♪
【このお話の登場人物は…】
僕
ポチっとよろしゅ~
・・・はい、読みましたね!では先に進みましょう。
ビゼリ家の年間の光熱費はナント!
¥28,000!!!!
秘訣は先に書いたとおりですが
更にすごいのが写真にもある共有ドライルームには共有の洗濯機・乾燥機
これも個人で買うとなかなか買えない高価な超省エネタイプのものです
1999年に建てられたこの集合住宅は
当時ドイツの平均的な住宅の80%CO2削減を計画したものなんです
20%でなく80%ですよ!
超高気密高断熱仕様で、温水ソーラーやコージェネ、太陽光を搭載しても
コストは7%UPくらいの計算で、これでも20年で元が取れると。
で、当時から天然ガスは3倍、電気代は2倍になったので
もうすでに、元は取れちゃったそうです。
今は他の平均的なドイツ住宅より省エネなので
どんどん差が開きお得貯金が日に日に増えるということですね。
40平米の温水ソーラー。単純計算で1平米に対して一人分の給湯が賄えます
ノデ40人分で70%のお湯をここで供給します。
バッファ。これはソーラーでつくった予備のお湯タンクで
3日分のお湯が備蓄されています。
エネルギーロスを極力抑えるために管をおおう断熱材も,ものっそい分厚いです!!
↑天然ガスのコージェネ。
16kw/hのお湯をつくると同時に5kw/hの電気もつくっちゃいます。
ただ、ほとんどは温水ソーラでお湯がつくれるのでこれの稼働月は10月~5月で
約40人分ですね。
80%の熱交換率の換気システム。
ビゼリ氏曰く「ヒートポンプがすごいっていうけど、
頑張ってもCOP3だろ。これはCOPでいえば10だから、こっちのほうがすごいよね」と。
お次は↓↓↓なんだと思います??
画面左からコージェネ用の排気
中央生活者用排気
右生活者用給気
部屋の暖房はこの小さなパネルヒーター1台のみ!
もっとも、これすら補助的でふだんおひさまさえ入れば無暖房でOKだと。
冷房もここんとこ30℃オーバーが続いたにも関わらず
室内温度は22~3℃と。
これは天井壁床に“畜冷”の技術が取り入れられていて
夜間の冷えた外気を導入して貯めて、それを日中の温度上昇対抗を実現させているんですね
ニッポンでこれが出来るかといえば夜間でも30℃下回らなかったり
下がっても2~3℃なら少し難しいようです。
われわれ高気密高断熱屋は『夏を制したものが世界を制す』を合言葉?に
夏の冷房対策を色々研究しているので、うまくイイトコどり出来ないものか。。。
地域暖房プラント。地元エネルギー会社と市との3セクで
エネルギー源は木質チップ。これで5,500人分の暖房湯をつくっています。
コージェネなので400kw/hの電気も同時につくる。
ヴォーバンの電力供給の50%がコレ!
45%はスイスの水力発電、残り5%が太陽光。
てなことでじぇ~んぶ自然エネルギー!!!スゴイ。
ビゼリさんと別れて別場所を視察↓↓↓
手動式日射遮蔽シャッター
カラフルでもとても上品です。
未来の断熱材?“真空断熱”!
村上敦さんもチト疲れ気味か^^
いろんな情報がバンバン入ってきて脳がパンク状態(僕だけ!?)
になってきたのでここいらで休憩!
フライブルク1といわれているアイスクリーム屋さんで
おっさんだらけのアイスクリームブレイク!
最後のプログラムでは
エコテストマガジンの特集執筆も担当しているという
室内化学物質のスペシャリストSentinelHausへ行きました。
ドイツでは12歳以下のアレルギー罹患率が30%超え、イギリスは50%という現状から
EUでは2013年にTVOCの基準値を300~1,000以下にするという
規制を決めたそうです。
通常の家が3~4,000という数値だけにかなりキツイ基準だと。
ニッポンはシックハウス法でホルムアルデヒドを筆頭に13の化学物質のみですが
EUでは180種類の中からより身体に影響のあるものを中心にチェックをするそうです。
やはりパッシブハウスのように超高気密高断熱化による
シックハウスの影響はあるので、こっちの規制も厳しくかけないと
いかん!ちゅーわけですよね。
てなことで濃厚な1日が終了しました
あとはビアホールで大好きなビ~ルを堪能させていただきました♪
【このお話の登場人物は…】
僕
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