素晴らしき地場ビルダーランドのナビゲータのブログ

地域で活躍するハイレベル&ハイセンス&ハイテンション?なビルダー・工務店の内側をじゃんじゃんご紹介してます。

便利ライフVSスローライフ

2012-02-22 06:25:37 | Weblog
素朴な疑問シリーズ

何故かボクは店員に間違われる。。。
スーツを着ればデパートで
洋服を着ればホームセンターで

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あれ、結構こっちが恐縮しながら
「違うんですよ~」って否定しなきゃならんのです・・・

否定と言えば、ワークライフバランス、てゆ~か生き方。

よくこのブログでスローライフをおススメしてますが
これこそ、人それぞれでボクにとやかく言われる筋合いなんてないですよね。

便利ライフが大好きな人もいるし、それは他人が否定すべきことではありません。

家づくりって生き方そのものを具現化するので
その生き方にあった家をつくらなきゃいけないことは当然です。

イの一番にそれがわかるのが土地探し。

ここで家づくりの半分以上が決まると言っても過言ぢゃありません。
便利ライフ主義の方なら8割近くを土地が占めるのでは?

駅チカ、コンビニチカ、何かに付けてチカ
とにかく、何でも早い方が自分に都合がいいですよね
移動時間を費やしたくないのですから

そういう方ならそういう土地になり
ご存じの通りそういう土地は高いです
高いと家そのものにかけられる費用が減ります
だから家はそれなり・・・になってしまう。

ここで、知って欲しいのはそういう土地を選んでしまうと
自分達の希望する家づくりはかなり限られた希望しか満たせないということです。

もちろん、お金持ちの方は別^^
限られた予算で土地と建物を購入する場合。

ナノデ、スローライフを希望しようとしてる人が駅チカを希望して
土地に一杯お金をとられたらどうしようもないですよね。
両立は難しい、テユーカ、ボクから言わせれば無理です。

今度はスローライフのそれぞれの定義もマチマチなので
何をさしてスローライフと言えるかは難しいですが

人の目線があまり気にならないくらいのゆったりとした土地で
家庭菜園やバーベキューや子供と庭でキャッチボールしたり
仲間がワイワイ集まって酒を飲んだり・・・

こういう生活はやはり土地が狭いと無理ですよね
ちょこっとの庭で家庭菜園やバーベキューも出来るかもしれませんが
排気ガスの問題や通行人にジロジロ見られたり、隣家に煙を嫌がられたり

家族や仲間が快適に暮らせる、集まれる家は
冬温かく、夏涼しい方がいいに決まってます

そうなってくると、いつも言っている
家の性能と素材にしっかり予算配分をしなくてはならないので
土地代にごっそり持ってかれてはいけないんです。

何度も言いますが、こればっかりは人の生き方なので
それぞれです

ただ、両立は難しいので
自分の人生観でどういう暮らしがしたいのかで
家づくりは大きく大きく変わっていくものだということを
しっかり考えていただきたいですね!

【このお話しの登場人物は・・・】


3月は色んな意味でおもしろい動きがありそう

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全国誌に我が家が掲載されました~

2012-02-16 05:31:06 | Weblog
ビミョーな瞬間シリーズ

「もう次は無いな~」という店からサービス券を出されたときに
断るか、いや悪いから一応もらっとくか迷う瞬間。

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結局、もらうンですがね^_^;

もらうといえば、謝礼金。
そう、2008年に撮影して2009年に発売されたベネッセの
『後悔しない家づくり』掲載謝礼をいただきました^^

これでこの本は3回目の掲載になります。
ベネッセさんも使い回しをよくしてくれます^^

2012-2013年度版で、全国書店に平積みされています
ムック版では売上NO1だそうです
そこの100P に載ってますので是非チェックを♪

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掲載にあたり電話で軽くインタビューを受け
特に光熱費の件は熱心に聞かれましたね

で、「2010年度は10万以上浮きました。もちろん、電気代は支払った残りがデス」
と話したら『ええええ!』とビックリさてれていました^^
そういえば、早く2011年度結果集計しなくちゃ。

「特別変わった変化は?」の問いに
「子供達が“旬”に敏感になりました」と無意識に答えた後に
自分自身でも「確かにそうだよな~」と感心してしまいましたね。

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自然エネルギーや節電やそういうものを意識するとき
必ず、おひさまや、暖かい・寒い、風がキツイ等々季節を感じて
色々調整・工夫するもんですからおのずと“季節”や“旬”に敏感に
なってくるもんなんですよね

これは子供達の学習にも役立っていて
特に理科や社会。

夏のおひさまと冬のおひさまは範囲や角度が違うよね~
家の中に入ってくる長さも違うよね~
これって、夏は困るけど冬は助かるよね~
春は風がここちいいから窓をたくさん明けた方がいいよね~
冬は雨水タンクが北側だけなんで凍るのかな?
南側のタンクは昼には使えるよね~

ナドナド。

子供のころからこういう日常から理科を中心としたエネルギーや旬のことを
勉強するのはとても良いことだと思いますね。

・・・しかし、2008年、今から4年前の写真はやっぱ若いですよね^_^;
精神年齢はハタチのままなんですけど、見た目はごまかせません。。。
是非、吉田家ご覧くださいまし~

【このお話しの登場人物は…】


今、大阪がおもろい!

地場工務店・ビルダーで建てるメリット

2012-02-11 06:41:07 | Weblog
素晴らしき地場ビルダーランドナビゲーターがつっこむシリーズ

ドラマ『理想の息子』より仮面ライダーの方が完成度が高い。

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子供が好きなので付き合って見ましたが、ストーリーは
仮面ライダーみたいですよね^^
野島伸司もどうしちゃったんでしょね。。。

どうしちゃったというか、どうしたことか?
先週にニュースでどっかの会社が三年に一度の意識調査をして
「この先どうなるか」のQに多くの回答が
「よくなる」と答えていたそうです。

普通、震災があり、円高が続き、政治も不安定、国際情勢も・・・
と言うような中で前向きな回答が多かった理由に
震災後地域の繋がりの重要性が再認識でき、これからは
地域社会とともに色んな苦難を乗り越えて行こう
というような意識が芽生えたと分析していました。

ボクは思わず「素晴らしい!!」と吠えました^^

これぞ、ニッポン人!
さすが、ニッポン人!

やはり、人間一人では生きて行けないし
家族や友人、地域に助けられ、時には助け
お互い扶助しながら生きていかなくてはならないんですよね。

3.11は確かにそういうニッポン人!が忘れていた大切なことを
思い出させてくれたのだと思います。
こんなことを簡単に言う資格も立場も無いのですがネ。。。

地場に生きている会社は転勤なんて無いので
嫌だから引っ越すということは地場への決別で
二度と戻って来れないという覚悟の行為だと思います。

それくらい地場に根を張るということは覚悟のいることなんだと。

つまり、地場で無い会社で転勤や人事が頻繁にある会社で建てるということは
地域の繋がりや絆の無い人に一生の家を面倒見てもらうということなのです。

当時の担当者が転勤になれば後任者へ引き継ぎはするものの
施主に対する愛着や忠誠心というのはなかなか起きにくいものですよね

災害や予期せぬ出来事が起きた時に
繋がりの薄い関係でどうやって乗り越えて行くのでしょうか?

もちろん、保険や保証というお金で解決できる部分もあるでしょうが
所詮、契約書に書かれてあること以上のことはしてくれませんよね

そりゃ、何もかも地場繋がりで解決出来るとはいいませんが
そういう冷たい契約書だけの関係では無いはずです。

今回の素晴らしい意識調査の結果は恐らく、そういう地場・地域の人々の
温かいほどこしに感激して「未来は明るい」宣言を多くの方がしたんだと思います。

家と言う人生最大の買い物。
一生涯自分や家族を守ってもらう器を
地場で無い全然関係の無い本社や転勤する相手にお願いしていいのでしょうか?

誠に手前ながらボクの運営するポータルサイト
素晴らしき地場ビルダーランドの5大基準のひとつ、掲載条件には2県以上をまたがって
会社を持っている所は一切掲載していないのはそういう理由があるからなんですね。

何度も何度も言って大変恐縮ですが
人生最大の買い物です。
後悔しない為にこういう要素もしっかり考えていただきたいです^^

【このお話しの登場人物は・・・】


太平シロー、あまりにも早すぎる。。。






大阪パッシブハウスへ見学行きました

2012-02-03 08:56:49 | Weblog
素晴らしき地場ビルダーランドナビゲーター法則シリーズ

安売りスーパーの法則

スタッフの半分以上が開店中商品整理をしている

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アルアルでしょ~
廊下も段ボールで占領されて通りにくいこともシバシバ。

シバシバといえば、大阪。
なんで?
一応大阪出身なものでシバシバ行くんです。

今回はナント国内で6?7?棟目くらいだと思いますが
あの森みわさん主催の社)パッシブハウスジャパンの会員さん
え~んど、自立循環型住宅研究会の会員仲間である
なちゅらるさーかすの茅原さんが自宅兼事務所を大阪府の堺市に去年建てたので
その見学にお邪魔させていただきました。

見学ちゅーても、そんじょそこらのおうちやおまへんでぇ
森みわさん提唱のドイツ・パッシブハウスに則った超高性能エコハウスなんですよ
パッシブハウスとは?
これは以前にブログでご紹介しておりますので
ここあたりをご参照ください

では、早速

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南面の木製トリプルガラスの引き戸外側には日射遮蔽&防犯用の開閉式シャッター

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閉じるとこんな風に

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防火制限の関係上東西北には外側に更にアルミサッシ!

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オーストリア製のサッシはウチ開き。断熱性能を高める為に内側外側の間にさらに、断熱材を!!

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床下の暖気を配る為に扇風機も

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勝手口にはナント玄関ドアがぁ!これは勝手口ドアは高性能なものがあまり無い為
また、防犯上ガラスを使いたくなかったと

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ホルムアルデヒトは0.01ppm以下で尚且つTVOCも測定

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ドイツ・スティーベル社熱交換器!デカイ!!

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夏場の熱気を排気する為の高窓

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この工法の説明図

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がいか~ん

超高気密高断熱の中味は
壁が300mm屋根が600mmの断熱材が入っていて
窓は超高性能の木製三層サッシ

いつもいっている箱の性能がよければ無駄なエネルギーが最大限減らせるのです

と言ってもなかなか口で説明しても伝わらない毎日です^_^;
が、茅原さんが凄いのは近畿大学と連携して家の部位にサーモカメラで写し
それぞれどれくらい性能が違うか一目瞭然にしてあるんです

それがこれ↓↓↓
サーモカメラ3F窓断熱.jpg
四角い部分が薄緑色でまわりが黄色。これがその時の表面温度をしめしています
当然壁より窓の方が温度が低いことがわかります

サーモカメラ玄関マット.jpg
これは南面床に敷いているカーペットが日射をうけてめっちゃ温まっているのが
一目瞭然です。
ついでに言えばカーペットの下には日射が届かないので「蓄熱」はされにくい面もあります

サーモカメラ階段.jpg
厳密に言うとこれくらいビミョーな温度差があるんですね

サーモカメラ打合室.jpg
締め切ってる部屋ではこんな感じに。さすがにPCや電気スタンドには熱があります

とまー、こんな風にビジュアル化すると分かりやすいですね
茅原さんちのような超高性能な家でも青い部分が出たりしますので
箱の性能をあまり考えないでつくった家はそりゃ~"まっさお"なんだと思います

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メインストリートの目立つ場所にばばば~んと!

茅原さん、お忙しい所有難うございました
これからの益々のご活躍祈念申し上げます!!

【このお話しの登場人物は・・・】
なちゅらるさーかす茅原さん



松坂完全復活なるか!?