素晴らしき地場ビルダーランドのナビゲータのブログ

地域で活躍するハイレベル&ハイセンス&ハイテンション?なビルダー・工務店の内側をじゃんじゃんご紹介してます。

珪藻土もイロイロ其の壱~ケイソウくん登場~

2005-10-19 11:25:24 | これから家を建てるみなさんへ
紅春の法則シリーズ

『関西人は母校の校歌は歌えないが
        “六甲おろし”は歌える』

阪神優勝おめでとう!!!!

けいそうど。

このコトバを知らない住宅業界の人は

恐らくいないと思いますし

一般の方にもダイブ浸透してきている事は間違いないですね

過去の日記で「イロイロ」シリーズをやってきて

想像できると思いますが

この珪藻土もほんんんんんんんとにイロイロなんです

ま、一言でいって

何でもアリアリ

なんですよ

つまり、メーカーの珪藻土の定義が各社バラバラで

“つけたモン勝ち”的な状態になっているのが現状です

イワユルJIS基準とかISOとか

ちゃんとした「モノサシ」で同条件で計り

それに対する商品価値の優劣がわからないので

みんんんんな自社の珪藻土は素晴らしいですよ!と言う

例えば、100と言う数値を何で計ったのか

デジタルメージャーの会社もあれば、定規もあれば

下手すりゃ木の棒切れのような定規で計ってるかもしれない

何で計ってどういう数値が出たものを珪藻土と言う

という定義がないんですね

で、とにかく売れるから珪藻土って書いちゃえ!みたいな

売り方をしている会社が氾濫していて

その効能とは裏腹な効果に対して今、かなりのバッシングを受けている

そりゃそうですよね!

珪藻土がたった数%しか入ってなくても珪藻土ダ!!

って売ってるんですから当然のことかもしれません

あと、これがかなり重要なコトなんで

しっかり知って欲しいのは

珪藻土自体は固まる事のできない素材なので

『何か』で固めなくてはいけないんです

で、それを僕の感覚では世に出回っている90%が「樹脂」を

入れてるんぢゃないかな~と思ってます

樹脂ぢゃ駄目なの?と来ますよね

当然駄目です

何故かと言うと珪藻土の湿気を吸ったり、吐いたり

匂いを吸着・分解したりするパワーはその「多孔質」性によるものなんですね

多孔質とは簡単に言うと『穴』が滅茶苦茶たくさんあるという状態で

結局樹脂を入れるという事はその『穴』をご丁寧に埋めるというコトなんです

『穴』が埋まるとどうなりますか?

当然、先の機能が損なわれるという事なんです

まさに、「墓穴を掘る」とはこのことなんでしょう(^O^)

ぢゃーメーカーもバカぢゃないので

そんなことは百も承知なんです

でも、樹脂を使うには理由があるんですね

製造が大量に出来て安く造れるから

そして、施工が簡単で色むらや割れ(クラック)が入りにくいから

なんですね

この手のメーカーの言い分はいつもこうです

「塗り壁は割れ易いので強くて、キレイな壁が必要なんです」

・・・

え、ぢゃー珪藻土でなくてもいいんぢゃないの?

でも、珪藻土と書けば売れるから珪藻土として売る

で、カタログや営業マンがやたら多いメーカーに限って

肝心の珪藻土が雀の涙しか入ってないメーカーが多い

樹脂+少量の珪藻土だとこれは最悪です

まったく珪藻土の機能を果たしません!

あ、長くなりました・・・

で、僕のオススメが(株)ワンウィル社の『ケイソウくん』

とにかく優れもの!!

何が優れてるかは次回のお楽しみぃ~y(^ー^)y

【このお話の登場人物は・・・】
(株)ワンウィル



これ^^