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旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション150 「秋田比内地鶏山菜鶏釜めし」(秋田駅)

2022-04-28 10:16:37 | 駅弁コレクション
【秋田比内地鶏山菜鶏釜めし】(秋田駅)
                            2022.4.28投稿

2011年(平成23年)10月23日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格900円
                        [製造元](株)関根屋

 陶製の釜型にプラスティック製のふたをした容器に、商品名を書いた黄緑色の掛紙が掛けられています。


 炊き込み御飯の上に、ぜんまい煮・鶏照り焼き・栗甘露煮・みずの醤油漬・鶏つくね煮・舞茸煮・人参のいぶり漬が載っています。


 「山菜鶏釜飯」は信州地方にも数種類の駅弁が存在し目新しさはないのですが、みずの醤油漬や人参のいぶり漬といった秋田らしさを感じる美味しい釜飯です。

 製造元の関根屋は、秋田駅開業と同じ1902年(明治35年)創業の老舗です。

強風 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)4月27日(水)

2022-04-27 23:59:59 | 閑雲野鶴日記

 「朝」から「夜のはじめ頃」強い風が吹く日となりました。
 特に「夕方」には10m/sを越える風が吹き、お向かいさんでは屋根のトタンが数枚飛んだり、電気の引込線を引っ張っているワイヤーの固定金具が外れて、電柱から壁に渡されていたワイヤーと固定金具は道路上で電線にぶら下がる形で宙に浮いています。
 電気の引き込み線に関しては、道路上で危険なので『東北電力ネットワーク株式会社ネットワークコールセンター停電・緊急時のお問い合わせ番号』(012-175-366)に連絡をし、対応したおばさんに「ワイヤー」と言ったら「それは針金ですね」。『緊急時』には似合わない針金にこだわる『針金おばさん』の応対でした。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「焼肉風豚のさがりの炒め物・サンチュ」「牛蒡と人参、椎茸の煮物・菜の花のお浸し・筍煮のおかか和え」



駅弁コレクション149 「東北まるごと弁当」(仙台駅)

2022-04-27 15:10:27 | 駅弁コレクション
【東北まるごと弁当】(仙台駅)
                            2022.4.27投稿

2011年(平成23年)9月17日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,100円
                       [製造元](株)こばやし

 仙台の画家、小野寺純一が描いた東北各県の代表的なお祭りや観光名所の絵が載った掛紙(スリーブ)です。


 お品書きにあるとおり、東北6県の伝統食や特産品を使ったおかずが六角形の容器に各県ごとのマスに分かれて入っています。
 御飯は、宮城県産米「ひとめぼれ」の白飯で、刻み梅と、白ごまをちらしてありま。




 東日本大震災の年の9月25日に復興支援駅弁第2弾として登場した駅弁です。
 見た目もきれいで華やかなお弁当です。
 おまけとして、掛紙の絵のポストカードが付いています。


 2021年(令和3年)にリニューアルし、現在は『東北まるっと弁当』(1,250円)として販売されているようです。
 ■商品説明
  東北6県の名物・名産品をひとつのお弁当に盛り込みました。
【お品書き】
 <青森>帆立照焼き、姫竹の子薄煮、焼リンゴ煮
 <秋田>とんぶりマリネ(とんぶり・玉葱・人参・胡瓜・味付ふきうま煮)
     いぶりがっこ
 <岩手>銀鮭の酒粕漬焼き、菜彩鶏の照り焼き
 <山形>山形風芋煮(里芋・手綱蒟蒻・絹さや・牛肉)
 <宮城>笹かまぼこ、牛たんシチュー、厚焼玉子
 <福島>大根田楽(大根・会津天宝味噌)、パプリカ、ぶどう(巨峰)、パセリ
 白飯、梅干し、白ごま(お米は宮城県産環境保全米ひとめぼれ使用)


 製造・販売のこばやしは、当初は茨城県水戸市にある和菓子店「井熊総本家」の仙台支店であったものが、1920年(大正9年)11月10日から弁当の製造と構内販売を開始した老舗で、第二次世界大戦中、一時期営業を中断したものの現在でも営業を続けています。
 1975年(昭和50年)より、作曲家の小林亜星さんをイメージキャラクターに採用しています。
 CMソングの作曲担当をきっかけに、社名と同姓であることやふくよかな体格と恰幅の良さが『ご飯をいっぱい食べる』ことを連想させ弁当店のイメージに合う事からオファーを行い、ロゴマークにも法被姿のイラストを描き、亜星さんが亡くなった今も商品は勿論名刺や配送車にも描かれているそうです。

だぁ~い好き 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)4月26日(火)

2022-04-26 19:34:34 | 閑雲野鶴日記

 今日は花曇りといったところです。


 ミニトマト1本だとちょっと寂しいので、一番好きな野菜のピーマンを2本植えました。
 78円の苗ですが、それなりに育つでしょう。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「菜の花のお浸し・金平牛蒡・白菜のなめたけ和え」「筍とワカメの和え物」「野菜炒め・鶏の唐揚げ・サラダチキン・千切りビタミン大根・蒸しホタテ」



駅弁コレクション148 「母恋めし」(母恋駅)

2022-04-26 12:37:18 | 駅弁コレクション
【母恋めし】(母恋駅)
                            2022.4.26投稿

2011年(平成23年)7月25日 東室蘭駅で購入 価格1,000円
                       [製造元]ブロートン99

 薄いピンクの不織布の風呂敷に包まれ、「母恋めし本舗」のシールが貼られています。


 風呂敷をとくと、「ああいとしの母恋めしさん」の文字と中身の絵が描かれた掛紙が容器の上に載っています。


 お手拭きは付いていますが、お箸は付いていません。


 ホッキ貝の炊き込み御飯で作ったおにぎりが、網に入った大きなホッキ貝の中にも入っています。
 おかずは縄文スモークチーズ・燻製玉子・茄子の漬物・ハッカ飴。
 全て個包装になっています。






 ホッキ貝は下処理に手間が掛かり、調理でも火加減が難しく、火を通しすぎると固くなります。
 出し汁で炊いた御飯の味付けと、茹でたホッキ貝が良い塩梅です。
 『母恋めし』は、すべて手作りのために一日40食の限定販売と、販売店舗が室蘭市内の限られていたことから『幻の駅弁』とも言われていました。
 『日本最長普通列車で行く道東の旅』5日目、東室蘭駅で購入しました。

 製造元は、御弁当製造が本業ではありません。
 ことの始まりは、室蘭港に隣接するレジャー施設エンルムマリーナの1階の元々は船の待合室だった所に、工芸作家でもある関根勝治さん・久子さんご夫婦が「ホッキ貝工芸・せきね工房」として入居したことから始まりました。
 場所柄、食堂や喫茶店と間違う人が多かったため、後に、喫茶店「ブロートン」を併設開店したといいます。
 勝治さんがホッキ貝の殻を使ってアクセサリーを作りをするため、貝の中身は家庭で消費していたところ、1987年(昭和62年)の「第2回むろらん郷土料理コンクール」に、2人のお子さんが好きだったホッキ貝の炊き込みご飯をおにぎりし、『母恋めし』と名付けた弁当にし応募したところ、弁当部門で最優秀賞を受賞しました。
 当初は、喫茶店「ブロートン」のみの販売だったようですが、『母恋めし』の評判は広がり、地域の住民からの町の中でも食べられないのかという要望を受け、どこかよい販売場所はないかと探していたところ、母恋駅の売店が空いていることを知り、2002年(平成14年)春からここで『駅弁』として売り出し現在に至っています。