越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)

2011-07-11 02:30:04 | 山野草(緑・茶花)
【クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)】
高山:ユリ科 ツクバネソウ属
花期:5~8月
名前の由来:8葉が車の車輪の様に見えることからクルマバ(車葉)で、花の形が衝羽根に似る事からついています。

高山帯の林内に生え、茎の高さは20~40センチ。茎頂に、黄緑色の花を1個上向きにつけます。
外花被片は4個で、披針形で内花被片も4個ですが糸状で外花被片より短く、外花被片の間から下へ垂れ下がっています。雄しべは8~10個あり、先端の葯隔が目立ちます。葉は柄がなく、6~8個が輪生し、披針形です。クルマバツクバネソウは、ツクバネソウによく似ていますが、葉が6~8個輪生することと糸状の内花被片があること、雄しべの先端に葯隔が突出していることで見分けられます。

◎2011年6月2日 長野県安曇野市 上高地 写真2枚




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